• 先史時代、ヨーロッパには3波にわたって異なる集団が移住した。最後にやって来たのは、馬に乗って牧畜をするヤムナ人だ。約5000年前に現在のロシアから流入し、セルビアのジャバルジ近郊に残る、こうした盛り土の墓を築いた。 DANUBIAN ROUTE OF YAMNAYA CULTURE PROJECT, NATIONAL SCIENCE CENTER, POLAND

  • ウクライナのザポリージャ・コサック博物館で、騎手がアクロバティックな技を披露する。ヤムナ人がヨーロッパにもたらした騎馬術が、今も受け継がれている。15世紀以降、コサックの兵士たちは、その優れた騎馬術で恐れられた。PHOTOGRAPHS BY RÉMI BÉNALI

  • 古い歯や骨のDNAを解読すれば、長い年月にわたる人々の移動ルートをたどれる。コストが大幅に下がったおかげで、ドイツのイエナにあるマックス・プランク人類史研究所などで研究が進んでいる。PHOTOGRAPH BY RÉMI BÉNALI,MAX PLANCK INSTITUTE FOR THE SCIENCE OF HUMAN HISTORY

  • スウェーデン西部に残るタヌムの線刻画群(赤い塗料は現代のもの)。氷河時代にアフリカから移動してきた狩猟採集民が、後退する氷河を追って北上したことを物語る遺物だ。彼らのDNAはバルト諸国南部を中心に広く受け継がれている。PHOTOGRAPH BY RÉMI BÉNALI,TANUM WORLD HERITAGE

  • イタリアのサルデーニャ島にあるオッターナ村で謝肉祭が開かれ、仮面を着けた村人が練り歩く。人間が動物の主人であることを示すこうした風習は、牧畜が始まった時代から受け継がれてきた。PHOTOGRAPH BY RÉMI BÉNALI

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この写真が掲載されている雑誌

ナショナル ジオグラフィック日本版
2019年8月号

「ヨーロッパ人はどこから?」を収録

このほか、「しぶとく生きるクズリ」「ダライ・ラマ 希望の祈り」などを掲載しています。