米国バージニア州のシンコティーグ島にいる由来不明の名物野生ポニー。新たな研究により、1750年頃にスペインのガレオン船が沈没した際に漂着したウマの子孫という地元の言い伝えの真実味が増した。
文＝JACK TAMISIEA／訳＝三枝小夜子
ギャラリー：米国シンコティーグ島の名物野生ポニー 写真5点
1970年代、米国バージニア州イースタンショアのシンコティーグ島で格闘する若いシンコティーグ・ポニーたち。（PHOTOGRAPH BY JAMES L. STANFIELD, NAT GEO IMAGE COLLECTION）
2000年代初頭、波打ち際で野生のポニーを追い立てるソルトウォーター・カウボーイたち。シンコティーグ島では、ボランティアの消防団が野生のポニーの頭数を150頭前後に管理している。（PHOTOGRAPH BY MEDFORD TAYLOR, NAT GEO IMAGE COLLECTION）
1980年に米フロリダ大学の考古学者がハイチにある16世紀のスペイン植民地時代の遺跡プエルトレアルで発見したウマの臼歯の破片。（PHOTOGRAPH BY NICOLAS DELSOL, FLORIDA MUSEUM OF NATURAL HISTORY）
2000年代初頭、シンコティーグ島に近いアサティーグ島で行われた年に一度の駆り集めで、囲いに入れられた野生のポニーたち。（PHOTOGRAPH BY MEDFORD TAYLOR, NAT GEO IMAGE COLLECTION）
2000年代初頭に撮影された、メスをめぐって争うシンコティーグ・ポニーのオスたち。 （PHOTOGRAPH BY MEDFORD TAYLOR, NAT GEO IMAGE COLLECTION）
