• オリエンテ大学の生物学者ベルナルド・レイエス=トゥール氏の研究室に鮮やかな色彩を添えているコダママイマイ(Polymita picta)のコレクション。コダママイマイ属は6種知られているが、そのすべてがキューバの東海岸線沿いにのみ分布しており、絶滅の危機に瀕している。(PHOTOGRAPH BY BRUNO D'AMICIS)

  • レイエス=トゥール氏の研究室でコダママイマイを手に載せる生物学者のマリオ・ゴルディロ氏。コダママイマイについては、野生での生息数をはじめ、ほとんどわかっていない。(PHOTOGRAPH BY BRUNO D'AMICIS)

  • 写真家のブルーノ・ダミチス氏と生物学者のノービス・エルナンデス氏は、生きたブロケリ(P. brocheri)を茂みの中で見つけるのにまる1日かかった。「干し草の山の中から針を探すようなものです」とダミチス氏は言う。(PHOTOGRAPH BY BRUNO D'AMICIS)

  • サルフローサ(P. sulphurosa)は、コダママイマイの中でも特に鮮やかな色と模様をもつ。(PHOTOGRAPH BY BRUNO D'AMICIS)

  • キューバ東部のトア川の河口に近いエル・ユンケ山から昇る太陽。この地域では、コダママイマイなどのカタツムリのほかに、オウム、ソレノドン(トガリネズミに似た哺乳類)、ハチドリ、珍しい植物などが見られる。(PHOTOGRAPH BY BRUNO D'AMICIS)

  • コダママイマイ属の仲間は6種知られている。最も大きいのはコダママイマイで、殻の直径は3cmほどになる。(PHOTOGRAPH BY BRUNO D'AMICIS)

  • 研究室でコダママイマイの貝殻を測定するレイエス=トゥール氏。彼は、この珍しいカタツムリについてもっとよく知ることが、保護に役立つことを願っている。(PHOTOGRAPH BY BRUNO D'AMICIS)

  • コダママイマイの殻や、殻で作ったジュエリーを販売するバラコア近郊の町の女性。キューバ国内での販売や輸出のためにコダママイマイを採集することは禁止されている。 (PHOTOGRAPH BY BRUNO D'AMICIS)

  • 森の数カ所でしか見られないサルフローサは、6種の中で最も絶滅の危機に瀕している種かもしれない。キューバのコダママイマイは森林伐採、気候変動、違法な採集などの脅威にさらされていて、レイエス=トゥール氏はその長期的な生存を心配している。(PHOTOGRAPH BY BRUNO D'AMICIS)

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「カタツムリの楽園」と呼ばれるように、キューバには多彩なカタツムリが生息しているが、コダママイマイほど様々な色と複雑な模様の殻をもつものはほかにない。その人気から、違法取引により個体数が激減、環境の変化などもあり、現在ではキューバ政府により、近い将来に絶滅するおそれのある絶滅危惧種に指定されている。その一方で、保全のためのさまざまな取り組みも始まっている。

文=Jason Bittel/訳=三枝小夜子

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