• 広島市立袋町小学校にある平和資料館で、見学に来ていた4歳の少女が折り鶴を手に載せて見せてくれた。爆心地から460メートルに位置する、この小学校もあの日、大きな被害を受けたが、資料館になっている建物は残った。原爆投下から75年、資料館には平和を願う折り鶴が飾られ、多くの人が訪れている。(PHOTOGRAPHS BY HIROKI KOBAYASHI)

  • 市民の憩いの場である広島城の一角にそびえるユーカリの木。原爆の惨禍をくぐり抜けた被爆樹木で、そばにあった二の丸の建物群が燃えるなか、生き残った。こうした被爆樹木は爆心地から半径約2キロ以内に160本ほど残っているという。(PHOTOGRAPHS BY HIROKI KOBAYASHI)

  • 原爆投下時、3歳11カ月の銕谷伸一ちゃんが乗っていた三輪車。伸一ちゃんは全身にやけどを負い、その夜に死亡。(PHOTOGRAPHS BY HIROKI KOBAYASHI)
    被爆資料:広島平和記念資料館所蔵 寄贈者:銕谷信男(三輪車、鉄かぶと)

  • 伸一ちゃんの遺体は三輪車と写真の鉄かぶとと一緒に庭に埋められ、40年後に墓所に移すために掘り起こされて葬式が執り行われた。(PHOTOGRAPHS BY HIROKI KOBAYASHI)
    被爆資料:広島平和記念資料館所蔵 寄贈者:銕谷信男(三輪車、鉄かぶと)

  • 4歳の山根富美枝ちゃんがはいていたスカート。両親は中国滞在中で、祖父母に預けられていた。三人とも死亡。(PHOTOGRAPHS BY HIROKI KOBAYASHI)
    被爆資料:広島平和記念資料館所蔵 寄贈者:山根静子(スカート)

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