• ビニール袋のそばを泳ぐジンベエザメ。ジンベエザメは最大の魚だが、プラスチック片を食べてしまう危険にさらされている。イエメンに面するアデン湾で撮影。(PHOTOGRAPH BY THOMAS P. PESCHAK, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • オオニワシドリが、割れたガラスやプラスチック製のおもちゃなど、人間が出したごみの破片で巣を飾る。オーストラリア、クイーンズランド州。(PHOTOGRAPH BY TIM LAMAN, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • 透明な包装フィルムを甲らに載せたカイカムリ。このカニは本来、カイメンを甲らに載せて捕食者から身を隠すが、この人工の被り物ではまったく隠れられていない。オーストラリア、エディスバーグ。(PHOTOGRAPH BY FRED BAVENDAM, MINDEN PICTURES/NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • ウミイグアナの生息地に流れ着き、散乱しているプラスチックやガラスの空容器。ウミイグアナは、エクアドルのガラパゴス諸島にしか生息していない。サンタクルス島で撮影。(PHOTOGRAPH BY TUI DE ROY, MINDEN PICTURES/NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • 好奇心旺盛な2匹のアカゲザルが、パシュパティナート寺院の外で捨てられたプラスチック容器を調べている。ネパール、カトマンズ。(PHOTOGRAPH BY PETE RYAN, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • プラスチックごみを食べるクロアシアホウドリ。海鳥は海から食べ物を得るが、その海はプラスチックで汚染されている。米ハワイ、リーワード諸島。(PHOTOGRAPH BY FRANS LANTING, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • プラスチックごみと一緒に水面を漂う海草。下には、ごみから遠ざかっていくアオウミガメ。(PHOTOGRAPH BY STEVE DE NEEF, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • 吐き出したごみの山の近くで休むコアホウドリとひな。鳥の胃の一部である砂のうが小さい鳥は、消化できないプラスチックを吐き出せないため、プラスチック汚染の影響を受けやすい。(PHOTOGRAPH BY FRANS LANTING, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • プラスチックのパッケージで遊ぶハンドウイルカ。こうしたパッケージは、のどを詰まらせたり、怪我をさせたり、海の動物にダメージを与える可能性がある。米国ハワイ。(PHOTOGRAPH BY FLIP NICKLIN, MINDEN PICTURES/NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • ごみ捨て場で食べ物をあさるハイエナの群れ。人間が捨てた残飯や骨の間にはプラスチックの破片が散らばっている。エチオピア、メックエル。(PHOTOGRAPH BY KARINE AIGNER)

この写真の記事

 包装フィルムを使って身を隠すカニから、ごみの山をあさるハイエナまで、人間が捨てたプラスチックごみに翻弄される野生生物の姿をとらえた。

文=ELAINA ZACHOS/訳=牧野建志