• アインホルン洞窟の広い通路を通って発掘現場へ向かう考古学者たち。2020年も、厳重な新型コロナ対策を講じて発掘は続けられた。(PHOTOGRAPH BYROBBIE SHONE)

  • アインホルン洞窟で発掘された土をふるいにかけ、丹念に調べる考古学部の学生デニス・シーメンス氏とルナ・ボール氏。どんなに小さな動物の骨や植物の残骸でも、5万年前の様子を再現するための重要な手がかりとなる。(PHOTOGRAPH BYROBBIE SHONE)

  • 地面に並べられた土のサンプル。(PHOTOGRAPH BYROBBIE SHONE)

  • 訪問者を洞窟へ案内する古生物学者のラルフ・ニールボック氏。(PHOTOGRAPH BYROBBIE SHONE)

  • 洞窟の崩落した部分から空を見上げるラルフ・ニールボック氏。夏に太陽が真上に来ると、ここから日光が差し込む。洞窟は、ドイツ最大の「ユネスコ世界ジオパーク」がある緑豊かなハルツ山地に位置している。(PHOTOGRAPH BYROBBIE SHONE)

  • 5万年以上前にネアンデルタール人が作ったとされる骨の彫刻。今でいう「芸術」を作り出す能力が、絶滅したネアンデルタール人にもあった証拠であると、研究者たちは考えている。(PHOTOGRAPH BYROBBIE SHONE)

この写真の記事

 ドイツの洞窟で、模様らしきものが刻まれた不思議な動物の骨が発見された。年代測定の結果、この骨はネアンデルタール人の「アート作品」かもしれないとする論文が、7月5日付で学術誌「Nature Ecology and Evolution」に発表された。ネアンデルタール人に芸術性があったのか、アートの起源を巡る長年にわたる議論が再燃している。

文=ANDREW CURRY/写真=ROBBIE SHONE/訳=ルーバー荒井ハンナ

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