1872年、米国議会は「人々の利益と楽しみのため」に、イエローストーンを米国初の国立公園に指定した。これが米国の国立公園制度の始まりであり、やがてそれは自然や歴史的建造物を保護する世界的な取り組みへとつながっていった。1904年以降の米国の国立公園の総訪問者数は、約150億人にのぼる。(参考記事:「冬の大自然ギャラリー:米国の国立公園 写真23点」

 2016年、米国の国立公園局が設立100周年を迎えたことを機に、写真家のジョナサン・アイリッシュ氏は1年以上かけて米国のすべての国立公園をまわった。

「国立公園は神聖で、人々に愛されている場所であり、個人の、そして米国の最高の宝です。1年をかけてこの地球でとりわけ美しい場所を探検し、撮影できたことは、かけがえのない体験でした」と、アイリッシュ氏は話す。(参考記事:「ギャラリー:宇宙から見てもスゴイ!雄大な地形の国立公園12点」

 アイリッシュ氏の撮影後も、4つの国立公園が新たに指定された。ミズーリ州セントルイスのゲートウェイ・アーチ国立公園、ミシガン湖のインディアナ・デューンズ国立公園、ニューメキシコ州のホワイトサンズ国立公園、そしてウェストバージニア州のニュー・リバー・ゴージ国立公園だ。現在、米国には63の国立公園がある。フロリダ州のドライ・トートゥガス国立公園の美しい海から、ケンタッキー州のマンモス・ケーブ国立公園の暗く深い洞窟まで、米国の国立公園の美しい写真の数々を紹介しよう。(参考記事:「ギャラリー:壮大な紅葉狩りを味わえる 秋に訪れたい米国立公園の絶景 15点」

写真=JONATHAN IRISH/文=NATIONAL GEOGRAPHIC STAFF/訳=鈴木和博、山内百合子、米井香織、三好由美子

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