• 中国
    チベットのカンリンポチェ山の周囲52キロを歩く巡礼は、「コルラ」と呼ばれる。2019年9月、巡礼路の最高地点ドルマ・ラで自撮りをする人たち。四つの宗教で聖地とされるこの山の四方には、インダス川など、4本の川の源流がある。
    この記事の写真撮影の一部は、南アジアジャーナリスト協会の助成を受けています。(PHOTOGRAPHS BY BRENDAN HOFFMAN)

  • インド
    最北部に位置するラダック地方のギャ村で、小川を渡る子どもたち。この川は氷河の融解水をインダス川へと運ぶ。ラダックは乾燥した高地だが、近年の気候変動で氷河の融解が加速し、かつてない規模の洪水が発生している。2014年には氷河湖が決壊して、ギャ村の住宅2戸が全壊した。(PHOTOGRAPHS BY BRENDAN HOFFMAN)

  • パキスタン
    険しい山々を下った氷河の融解水は、南部のシンド州の平野で堂々たる大河になる。奥に見えるサッカル堰(せき)は植民地時代に建設されたもの。インダス川の水を運河網に流して砂漠に送り、綿花や小麦、米の生産を可能にした。旧宗主国の英国が築いたこの灌漑(かんがい)システムは、今でも世界最大級を誇る。(PHOTOGRAPHS BY BRENDAN HOFFMAN)

  • 中国
    チベットのインダス川源流近くで水をくむ遊牧民の子どもたち。インダス川の源流域を管理下に置く中国政府は2006年、川への依存度が高いインドとパキスタンに通告なく、ダムを建設した。(PHOTOGRAPHS BY BRENDAN HOFFMAN)

  • インド
    ジャンムー・カシミール州の道路沿いにある飲食店。インダス川の支流、チェナブ川に造られたバグリハル・ダムを一望できる。1960年の協定で、パキスタンがインダス川、チェナブ川、ジェラム川の水利権を得たが、インドも発電などの権利を認められた。(PHOTOGRAPHS BY BRENDAN HOFFMAN)

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