世界有数の大河、インダス川は、ヒマラヤとその周辺の氷河から流れ出す豊かな水を運び、2億7000万人の生活を支えている。しかし、地球温暖化の進行とともに氷河が縮小し、2050年頃から川の水量が減少に転じるという。そうなれば多くの人々の暮らしが脅かされ、インド、パキスタン、中国の関係は悪化するだろう。

文=アリス・アルビニア(ジャーナリスト)/写真=ブレンダン・ホフマン