• ブラジル、サンパウロのビラ・フォルモサ共同墓地は中南米最大の墓地と考えられており、150万人以上が埋葬されている。右側は古い墓地で、左側は新しく掘られた墓地だ。(PHOTOGRAPH BY AMANDA PEROBELLI, REUTERS)

  • ディーバ・バルボサ氏の埋葬を、安全とされる距離から見守る家族。ビラ・フォルモサ共同墓地で撮影。バルボサ氏はCOVID-19と見られる症状で85年の生涯を終えた。孫たちの良き祖母でもあった。(PHOTOGRAPH BY GUI CHRIST)

  • 新しい墓をつくるため、すでに埋められていた棺(ひつぎ)を掘り出す作業員。(PHOTOGRAPH BY GUI CHRIST)

  • 墓地を清掃するビラ・フォルモサ共同墓地の従業員。ビラ・フォルモサはサンパウロに3つある共同墓地の一つで、4月には1年前の2倍近い死者が埋葬された。(PHOTOGRAPH BY GUI CHRIST)

  • 密閉された父親の棺を墓まで運ぶマノエル・ジョアキン・ダ・シウバ氏の息子たち。シウバ氏はCOVID-19の検査結果が出る前に79歳で死去した。(PHOTOGRAPH BY GUI CHRIST)

  • マノエル・ジョアキン・ダ・シウバ氏の埋葬に立ち合うことができた家族は4人だけだった。COVID-19のパンデミックを理由に、COVID-19に関連した死かどうかにかかわらず、死者の埋葬には10人までしか立ち会うことができない。(PHOTOGRAPH BY GUI CHRIST)

  • COVID-19で命を落としたおじジルバド・ネリ・レイス氏の埋葬の様子を携帯電話の映像で家族に送るウェスリー・レイス氏。その横では、レイスの兄弟ウエリトン・ネリ・レイス氏が聖書を読んでいる。(PHOTOGRAPH BY GUI CHRIST)

  • この日最初の埋葬。ビラ・フォルモサ共同墓地で撮影。20年6月3日現在、ブラジルのCOVID-19の感染者数は米国に次いで世界2位となっている。(PHOTOGRAPH BY GUI CHRIST)

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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数が米国に次ぐブラジル。死者が増えるサンパウロでは、愛する人の死を家族が悼む時間すら与えられないまま、埋葬されていく。

文=JILL LANGLOIS/写真=GUI CHRIST/訳=米井香織

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