• ペリクレスが、疫病の犠牲となった息子の姿を目にし、背を向けている。フランソワ・ニコラ・シフラールによる19世紀の作品。フランスのパリ国立美術学校蔵。(ENSBA/RMN-GRAND PALAIS)

  • 「古都の疫病」と呼ばれる、ミヒャエル・スウェールツの油彩画(1652年頃)。紀元前430年に発生したアテネの疫病を描いたものだと解釈する学者もいる。(CHRISTIE’S IMAGES/SCALA, FLORENCE)

  • アテネの守護女神であるアテナに捧げられたパルテノン神殿が完成したのは、ペロポネソス戦争が始まる直前の紀元前432年だった。(HERMES IMAGES/AGE FOTOSTOCK)

  • 古代ギリシャの歴史家トゥキディデスは、疫病を生き延びた後、『戦史』を執筆した。紀元2世紀の古代ローマの胸像(古代ギリシャのものの複製)。イタリア、ナポリの国立考古学博物館蔵。(ORONOZ/ALBUM)

  • 紀元前450年頃のアテネ人女性、ヘゲソの墓碑。アテネの葬儀事情を混乱させた大変な疫病が発生する20年ほど前のものだ。ギリシャ、アテネの国立考古学博物館蔵。(SCALA, FLORENCE)

  • アテナ像。古代ローマで複製された、パルテノン神殿の女神像の1つ。イタリア、ナポリの国立考古学博物館蔵。(PRISMA/ALBUM)

  • 叙事詩に描かれた疫病
    ホメロスの大作『イーリアス』は、トロイを包囲していたギリシャ軍の中で疫病が発生するところから始まる。ギリシャの総帥アガメムノンが、アポロンに仕えるトロイの神官の娘を捕らえたため、アポロンの怒りをかったと言う。この場面では、アガメムノンが、捕らえられた娘の父親である神官が率いるトロイの使節団を迎えている。4世紀のモザイク画。チュニジアのナベウル博物館蔵。(AKG/ALBUM)

  • 疫病がアテネを襲った際、市民は神々に助けを求め、デルフィのアポロン神殿で神託を伝える者の元に使者を送った。現在残っている列柱は紀元前4世紀のもの。(JESSE PEET/GETTY IMAGES)

  • 疫病発生の際にアテネで信仰を集めた、癒しの女神ヒュギエイアの像。年代不詳。(WHA/ACI)

  • 集団墓地で発見された頭蓋骨をもとに、11歳の少女の顔が復元された。(AKG/ALBUM)