-
やんばると呼ばれる沖縄島北部に広がる照葉樹林を、雨上がりの朝霧がやさしく包む。スダジイなどが芽吹く春、森はみずみずしい。(写真=深澤 武)
-
徳之島の西岸にある「犬の門蓋(いんのじょうふた)」周辺には、隆起サンゴ礁が浸食されてできた荒々しい地形が広がる。夕刻、台風による荒波が岩礁を洗った。(写真=深澤 武)
-
奄美大島を流れる住用(すみよう)川と役勝(やくがち)川が合流する河口付近に広がるマングローブ林。上空から見ると、川が大きく蛇行しているのがわかる。(写真=深澤 武)
-
大きな板根を発達させたオキナワウラジロガシを西表島の森で見つけた。奄美大島から西表島にかけて分布する固有種だ。秋には直径2~3センチのドングリを実らせる。(写真=深澤 武)
-
夏の夜、沖縄島北部の森にはフクロウ科のリュウキュウコノハズクやリュウキュウアオバズクの鳴き声が響く。空を見上げると、高さ5、6メートルにもなる日本最大のシダ植物ヒカゲヘゴの大きな葉の向こうに、天の川がくっきりと浮かび上がっていた。(写真=深澤 武)
ここから先は、「ナショナル ジオグラフィック日本版」の定期購読者(月ぎめ/年間)のみ、ご利用いただけます。
定期購読者(月ぎめ/年間)であれば、
- 1 最新号に加えて2013年3月号以降のバックナンバーをいつでも読める
- 2ナショジオ日本版サイトの
限定記事を、すべて読める
おすすめ関連書籍
琉球列島 生命きらめく森/カフカス山脈の羊飼い/美しきクリジナ洞窟/ユカタン半島 蜂蜜と大豆/脚光を浴びる港町
「琉球列島 生命きらめく森」では、希少な生態系を育む琉球列島の森を特集。世界自然遺産の登録を目指すきっかけとなった多様な生物相について、壮大な風景や動物たちの写真を交えて解説します。このほか、スロベニアの洞窟探検の歴史を振り返る「美しきクリジナ洞窟」、先住民と移住者の摩擦を伝える「ユカタン半島 蜂蜜と大豆」など、ナショジオならではの視点で世界を切り取った特集をお楽しみいただけます。
定価:1,210円(税込)