特集ギャラリー:クリジナ洞窟 美しき地下世界 写真と図解11点(2021年6月号) ①クリジナ洞窟で最も美しい「受難の地」と呼ばれる大空間。炭酸塩鉱物が堆積してできた「流れ石」が、まるで流れ落ちる滝のようだ。この湖で、2本の水路が合流する。(PHOTOGRAPH BY PETER GEDEI)キャプションの冒頭にある番号は、11ページの地図上の番号を表している。 ②「デジュマノウ通路」の壁一面に残るのは、水によって刻まれた「スカラップ」と呼ばれるくぼみだ。洞窟探検家のヤネス・ヤカ・ツェラルの姿から、壁の大きさがわかる。今回、ベテラン洞窟写真家のピーター・ゲダイが世界で初めて、クリジナ洞窟の全貌を撮影した。(PHOTOGRAPH BY PETER GEDEI) ③「湖の通路」の終点は、ポノールと呼ばれる地下河川が流入する縦穴だ。この水路は季節によって干上がるが、大雨が降れば大量の水が流れ込む。水位が高いときは側壁に見える灰色の部分まで水に漬かる。(PHOTOGRAPH BY PETER GEDEI) ④クリジナ洞窟はクマが冬眠などに使っていたため、4600点ものクマの骨の化石が発見されている。「クマの通路」で、洞窟探検家クレメン・スシャがライトで照らしているのは、絶滅したホラアナグマの顎だ。(PHOTOGRAPH BY PETER GEDEI) ⑤洞窟内の大半の地底湖は流れ石の壁で隔てられているが、ここでは壁に深い亀裂が入って、手前と奥の二つの湖がつながっている。奥の湖は写っていないが、立っている探検家の背後にある。(PHOTOGRAPH BY PETER GEDEI) 6点目以降は「ナショナル ジオグラフィック日本版」の定期購読者(月ぎめ/年間)のみ、ご利用いただけます。 定期購読者(月ぎめ/年間)であれば、 1 最新号に加えて2013年3月号以降のバックナンバーをいつでも読める 2ナショジオ日本版サイトの限定記事を、すべて読める ナショジオ日本版を定期購読(月ぎめ/年間)する ログイン