花から花へ
ハチが花粉を集めるために花を訪れると、体毛に花粉が付着する。次の花を訪れると、この花粉が花に落ちて植物の繁殖を助ける。（PHOTOGRAPH BY ANAND VARMA, NAT GEO IMAGE COLLECTION）

蜂蜜ハンター
煙を使って野生のハチを制圧し、木についている巣をブッシュナイフで切り取るバングラデシュの蜂蜜ハンター。蜂蜜ハンターはこの収穫期に年収の約3分の1を稼ぐという。（PHOTOGRAPH BY TIM LAMAN, NAT GEO IMAGE COLLECTION）

女王バチ
個々のコロニーには1匹の女王バチがいる。孵化した女王バチは交尾のために飛んでいき、腹に600万個もの精子を蓄える。その後は1日2000個の卵を産む。（PHOTOGRAPH BY ANAND VARMA, NAT GEO IMAGE COLLECTION）

養蜂ビジネス
養蜂家のブレット・アディー氏は、数千個の巣箱を全米に運んで、さまざまな商業作物の授粉を行っている。ミツバチは米国経済に150億ドル（1兆6000億円）もの貢献をしている。（PHOTOGRAPH BY ANAND VARMA, NAT GEO IMAGE COLLECTION）

花粉だんご
ミツバチの後ろ足には「花粉かご」と呼ばれる部分があり、そこにある硬い毛を使って花粉をまとめる。花粉は幼虫の餌になる。花の蜜は口吻で吸い上げて巣に持ち帰り、巣の中で水分を蒸発させて蜂蜜にする。（PHOTOGRAPH BY SCOTT LESLIE, MINDEN PICTURES/NATIONAL GEOGRAPHIC）

生きるか死ぬか
養蜂家の中には、防護服を着て手袋をしている人もいれば、ベールだけの人や、防護服を全然着ない人もいる。（PHOTOGRAPH BY AMY TOENSING, NAT GEO IMAGE COLLECTION）

水の翼
あらゆる生物と同じく、ハチも生きるために水を必要とする。夏の間、1つの巣は1日に1リットル以上の水を必要とする。（PHOTOGRAPH BY KARINE AIGNER, NAT GEO IMAGE COLLECTION）

子どもたちの部屋
サナギから成虫になるミツバチ。ミツバチは生後10日目になるとロウを分泌し、それを使って六角形の育房を作る。六角形の理由は、最少の量のロウで最大の空間を確保できるからだ。（PHOTOGRAPH BY ANAND VARMA, NAT GEO IMAGE COLLECTION）

甘いお菓子
新鮮なハチの巣を食べるタンザニアのハッザ族の男性。蜂蜜はエネルギー源や甘味としてだけでなく、スキンケアや花粉症対策にも利用されている。（PHOTOGRAPH BY MATTHIEU PALEY, NAT GEO IMAGE COLLECTION）

日没後の群れ
日没後にバルサの花に群がる、パナマのアフリカミツバチ。アフリカミツバチは、ほかの品種よりも攻撃的だが、病気に強く、多くの蜂蜜を生産する。（PHOTOGRAPH BY CHRISTIAN ZIEGLER, NAT GEO IMAGE COLLECTION）

写真家のダン・ウィンタースは、「安全第一で撮影しました」と語る。「現場では、アンジェリーナ以外の全員が防護服を着用しました。ハチを興奮させないよう、撮影は静寂の中で行い、セットはできるだけ暗くしました。アンジェリーナはハチたちを体にとまらせたまま身動きもせずに18分間の撮影に耐え、一カ所も刺されませんでした」。（DAN WINTERS, NATIONAL GEOGRAPHIC）

働きバチの走査型電子顕微鏡写真。（PHOTOGRAPH BY DAN WINTERS）

女王バチの頭部。 （PHOTOGRAPH BY DAN WINTERS）

ミツバチの巣箱。（PHOTOGRAPH BY DAN WINTERS）

たまった蜂蜜。 （PHOTOGRAPH BY DAN WINTERS）