米ワシントン州のセントヘレンズ山は、1980年の噴火で山頂が吹き飛んだ。噴火の後に残ったのがU字型の巨大な黒い火口(クレーター)で、降り積もる雪はクレーター氷河となった。

 写真家のエリック・グース氏は、太陽の光が当たらない火口に降り立ち、ゴジラ洞窟と名付けられた穴の底へ向かった。そこには、高温のガスが解かした氷の洞窟が広がっていた。

文=CRAIG WELCH/写真=ERIC GUTH/訳=ルーバー荒井ハンナ