米国ハワイ、モロカイ島のカラウパパは、かつて100年もの間、ハンセン病患者の隔離場所として使われていた。この場所は現在、国立歴史公園になっている。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN KINGSTON)
カラウパパ半島にあるシロアマ教会。「癒やしの泉の教会」として知られるこの教会は1871年、この半島に当初2カ所あった入植地のうちのひとつであるカラワオに建てられた。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN KINGSTON)
1885年以前に撮影されたシロアマ教会。教会の名称は、イエスが盲目の男性の目に土を塗って、シロアムの池で洗うよう指示したところ、男性の視力が回復したという聖書の物語にちなむ。(COURTESY HAWAII STATE ARCHIVES)
シロアマ教会のそばに1872年に建てられた聖フィロメナ教会。聖フィロメナ教会は、ダミアン神父(患者と一緒に写っている男性)と最も関わりの深い教会だ。ダミアン神父は、1873年からハンセン病によって亡くなる1889年まで、ハンセン病患者のケアを続けた。神父は2009年にハンセン病患者の守護聖人として列聖されている。(PHOTOGRAPH BY CORBIS VIA GETTY IMAGES)
現在の聖フィロメナ教会。(PHOTOGRAPH BY RICHARD A. COOKE III)
かつてのカラウパパ集落。モロカイ島に2カ所あった、ハンセン病患者の集落のひとつであるカラウパパにたどり着くには、高さ600メートルの崖に刻まれた、カーブが26カ所ある険しい小道をたどらなければならない。(PHOTOGRAPH BY THE PICTURE ART COLLECTION / ALAMY STOCK PHOTO)
現在のカラウパパ集落。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN KINGSTON)
ハンセン病患者が暮らした家は、この半島がカラウパパ国立公園となった今もこの場所に立っている。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN KINGSTON)
カラウパパ集落の面会室は、人々が互いの距離を保つことを考慮して作られていた。訪問者は片側に通され、その反対側にいる患者と、テーブルを挟んで向かい合った。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN KINGSTON)
聖フィロメナ教会の外にある墓地。1872年から1889年の間に、ダミアン神父と患者たちによって作られた。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN KINGSTON)
カラウパパ集落の木に吊り下げられた漁業用の浮き。ハワイの言語で祈りの言葉が記されている。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN KINGSTON)
カラウパパ集落唯一のバーを所有していたマリアノ・レイエス氏が湾に建てた釣り小屋。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN KINGSTON)
カラウパパ集落をとらえた航空写真。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN KINGSTON)
モロカイ島の北西岸にある、海に面した崖を望むベンチ。この崖は自然の障壁として、カラウパパ半島を島の他の地域から隔てている。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN KINGSTON)