ボスニア・ヘルツェゴビナ北西部、ビハクの町。クロアチアに渡る直前、屋外キッチンで調理するパキスタンからの移民たち。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

パキスタン人男性数十人がクロアチアへの国境を越えるべく、プリェシェヴィツァ山に向かって歩き始める。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

ボスニアの田園地帯で、仲間の散髪をする男性。クロアチアを経てドイツなどの国への亡命を希望している。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

バルカン半島の冬はとても寒い。ビニールシートと毛布は、難民たちにとって唯一の防寒具だ。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

アルジェリアからやってきた若者、ヤシールが、廃墟と化したサラエボの元老人ホームで祈りを捧げる。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

汚染された小川で服を洗い、水浴びをする移民たち。近くの廃工場に仮設の居住区を作っている。公の施設は満員のことが多く、屋外での生活を余儀なくされる人が多い。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

モロッコからの亡命者たちが、不法占拠中の工場で食事を作る。ボスニア政府の分断によって、移民問題への対応は困難になっている。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

ボスニアとセルビアの間を流れるドリナ川を渡る2人の移民。冬が近づくと、ドリナ川を渡るのはますます危険だが、それでもここはセルビアからボスニアへの最も一般的なルートだ。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

ボスニアを通過する移民の多くは、パキスタンやアフガニスタン、中東から来た若い男性たちだ。欧州連合各国を目指し、時には国をまたいで長距離を歩く。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

国際赤十字社のボランティアが、クロアチアとの国境まで歩いてきた移民たちに応急処置を施す。国の対応は断片的で、国際機関の支援に大きく依存している。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

モロッコとアルジェリアから来た人々に食料を配る、活動家のアズラ・ヴェラギッチ・マチッチ氏。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

サラエボと、多くの移民が滞在するビハチを結ぶ列車から、ボスニア警察が移民や難民を強制的に降ろす。移民たちは乗車券を持っていた。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

イスラム教徒の移民たちが、野営地で祈りを捧げる。より良い人生を送れると信じて、彼らは西ヨーロッパを目指す。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

山間の廃村、リパの仮設受け入れ施設の充電コーナーに集まる移民たち。何百人もの人々がこうしたテントに滞在しているが、厳しい冬の寒さから身を守ることは難しい。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)

クロアチアに向かってプリェシェヴィツァ山を越える途中、休憩をするパキスタン人の青年。(PHOTOGRAPH BY ZIYAH GAFIC)