• サウジアラビアの首都リヤドにある高さ302メートルのキングダムセンター。豊富かつ安価な石油で成り立つ王国の都市を反映している。2002年の完成当時はサウジアラビアで一番高い超高層ビルだったが、今では5番目になった。 (PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ)

  • 中国の江蘇省盱眙県で毎年行われるザリガニを食べるお祭りには、何千人もが集まる。ザリガニは高タンパクで、中国では需要の高まりを受け、1990年代から養殖されてきた。盱眙県だけでも130平方キロを超える養殖池がある。ザリガニはもともと丈夫なため、殺虫剤は使われていない。(PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ)

  • 米オレゴン州沖50キロほど、65トンものシロガネダラ(メルルーサとも呼ばれる)を漁獲するC/Pアラスカ・オーシャン号。長さ115メートルのトロール工船。乗組員150人が、獲った魚を船上で加工する。(PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ)

  • サウジアラビア南部のルブアルハリ砂漠。青々とした円形農場は、それぞれ直径800メートル以上で、砂漠全体に広がる。センターピボット方式の灌漑システムに水を供給する井戸は、深さ200メートル。汲み上げた地下水は、再充填されることがない。つまり、何千年も前に地球に降り注いだ「化石水」を使っている。20年ほどで井戸が枯れ、畑は放棄される。その後、砂漠の砂に再び覆われる。(PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ)

  • サウジアラビア、アルファウ近くの円形農場の輪に沿って働く労働者。トマトを収穫し、箱詰めして出荷する。(PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ)

  • ブラジル中央部に近いマットグロッソ州、燃える木から出る煙を通して、朝の日射しが差し込む。ここでは、何千平方キロもの森が焼かれたり伐採されたりして、牛牧場や大豆農場用に土地が開拓されてきた。2000年代中頃の政府の努力により森林破壊は大幅に減少したが、違法伐採や違法農業は2013年から再び増加傾向にある。(PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ)

  • 2017年10月、米カリフォルニア州で発生した山火事「タブスファイア」により、ソノマ郡とナパ郡の総戸数の約4分の1に相当する1400軒を超える家が破壊され、サンタローザのコフィーパーク近郊は事実上壊滅した。この山火事は、個人が所有する施設の電気系統の問題により引き起こされた。気候変動による気温の上昇で、米国の山火事は、頻度と規模が増大すると予想されている。(PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ)

  • 米ワシントン州ポートエンジェルスの近くでは、広大な開拓エリアを隠すため、無傷の木をわずかに残して伐採し、薄い目隠しにしている。こうした産業的林業が気候に及ぼす正確な影響については、まだ科学者が議論している段階だが、伐採により放出されるのと同じくらいの量の二酸化炭素を、植樹により最終的には吸収できるかもしれない。だが、地域の生物多様性や景観に対する悲惨な影響は明らかだ。(PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ)

  • 米ウィスコンシン州グリーンリーフにあるミルクソース社の牧場。3300もの小屋に人工授精で生まれた子牛が飼育されている。米国では「酪農の州」とも呼ばれるウィスコンシン州では、小規模な酪農場が記録的な速さで閉鎖されており、中西部全域で事業展開するミルクソース社のような工場方式の企業に取って代わられている。子牛は、生後6カ月で未経産牛の牧場に移される。(PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ)

  • グリーンランドの氷床は、端が海に崩れ落ちたり、夏の暑さで厚さ3.2キロの表面が解けたりするのに従い、縮小しつつある。夏の融解が氷の喪失の主要因だと、研究者は推測している。解けた水は、クレバスやムーラン(自然に形成された穴)に流れ込む。2017年、2人の雪氷学者が、明るい色素を利用してイルリサット近くの融解水の流れを追跡した。一部の場所では、この水がはるか下の氷と岩盤の境界で潤滑油として働き、氷が海に向かって滑り落ちる速度を速めているという。南極以外では、グリーンランドが地球最大の氷の貯蔵庫であり、海面上昇への影響が最も大きいと考えられる。(PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ)

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