• オーストラリアのグレート・バリア・リーフの一部を成すオパール礁。2016年と17年に海水温が急上昇し、大打撃を受けた。デビッド・デュビレは気候変動の影響を記録するため、ジェニファー・ヘイズとともに、かつて撮影したなかでも特に美しかったサンゴ礁を再訪した。(PHOTOGRAPH BY DAVID DOUBILET AND JENNIFER HAYES)

  • 高水温のストレスに耐えたグレート・バリア・リーフのサンゴ礁を、コウイカが泳いでいく。研究者はこうしたサンゴから回復力の秘密を探り、繁殖させて再生に利用したいと考えている。「自然はさまざまな方法で回復するものです」と、サンゴ生態学者のチャーリー・ベロンは語る。(PHOTOGRAPH BY DAVID DOUBILET AND JENNIFER HAYES)

  • 米国フロリダ・キーズで米モート海洋研究所が育てている枝状サンゴの断片を世話するボランティア。一帯に“ 移植”されたサンゴ片は、この10年間で11万本近くにのぼる。(PHOTOGRAPH BY DAVID DOUBILET AND JENNIFER HAYES)

  • グレート・バリア・リーフの一部を成すムーア礁が、サンゴの卵と精子に覆われる。年に一度、一斉に産卵することで、サンゴは有性生殖を行い、遺伝的な多様性を維持することができる。「生き延びたサンゴたちが放つ卵の中を泳ぐと、喜びと安堵感に包まれます」とデュビレは言う。(PHOTOGRAPH BY DAVID DOUBILET AND JENNIFER HAYES)

  • 海洋生態学者のピーター・ハリソンが、ムーア礁でサンゴの産卵に備えてネットを張る。採集した卵と精子は、幼生になるまで海上に設置された飼育場で育て、再生に取り組んでいるサンゴ礁の上に散布する。このサンゴは、2016年と17年に襲った白化を乗り越えているので、高い水温に強い遺伝子をもっている可能性がある。(PHOTOGRAPH BY DAVID DOUBILET AND JENNIFER HAYES)

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