「クジラの傑作写真が撮れる条件が揃うことはめったにありません」と語るのは、20年以上にわたりナショナル ジオグラフィックで活躍する写真家ブライアン・スケリー氏。

 それでもスケリー氏は、3年間、24カ所を巡ってザトウクジラ、ベルーガ(シロイルカ)、シャチ、マッコウクジラを撮影した。その成果からは、クジラは集団ごとに異なる伝統、文化を持つことがあると解釈できる瞬間が見て取れる。人間のそれと同じだ。

 スケリー氏が撮影した革新的なクジラの写真の数々は、ナショナル ジオグラフィック5月号の特集「私たちが知らない『クジラの世界』」で見ることができる。また、4月22日のアースデイに配信が開始されたディズニープラスのオリジナル作品「クジラと海洋生物たちの社会」にも、氏が撮影した映像が登場する。

文=Craig Welch /訳=北村京子

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クジラと海洋生物たちの社会ではクジラの文化の中心に飛び込み、5種類のクジラ類(シャチ、ザトウクジラ、ベルーガ、イッカク、マッコウクジラ)の卓越したコミュニケーション能力や入り組んだ社会構造を紹介する。