• クジラの文化
    カナダ北極圏のサマセット島近海では毎夏、2000頭近いベルーガ(シロイルカ)が子育てをし、「おしゃべり」を楽しみ、仲間や家族と移り変わる群れを成して泳ぐ。クジラやイルカの多くの種は人間と同様、文化的伝統をもっているのではないかと、科学者たちはみている。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY)

    この記事の写真撮影は、フィリップ・スティーブンソン財団とフォーカスト・オン・ネイチャーの助成も受けています。

  • ごちそうを追う
    ノルウェーのフィヨルドで、シャチがニシンの群れを追う。捕食行動は集団によって異なり、魚の群れを囲い込む集団もあれば、サメやアザラシを捕食する集団、サケだけを食べる集団もある。こうした行動は代々伝えられ、文化としての側面もあると考えられている。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY)

  • 付き添う雄たち
    クック諸島沖でザトウクジラの雌と子のそばを2頭の雄が泳ぐ。雄は交尾相手になりたくて、子連れの雌に付き添っている。子はそっとささやくような高い声を出す。捕食動物に聞かれないためだろう。成熟した雄は低いしゃがれたうめき声や、甲高いホーホーという音、キーキーという音で歌う。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY)

  • クジラの方言
    カリブ海のドミニカ近海を泳ぐマッコウクジラの一家。このクジラが出すクリック音のパターンは、方言のように、属する集団によって異なる。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY)

  • 赤ちゃんクジラ
    「ホープ」と名づけられた幼いマッコウクジラが、ホンダワラ科の海藻の下で休む。さっきまで「カンオープナー」という名の雌に乳をもらっていた。だが、その雌は母親とは限らない。子守りのやり方は集団ごとに異なり、おばや祖母が授乳することもあるからだ。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY)

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