• 未知の初期人類の歯と骨が見つかったフィリピンのカラオ洞窟。発掘した研究者は「ホモ・ルゾネンシス(Homo luzonensis)」、ルソン原人と名付けた。(PHOTOGRAPH BY D. PARDO, NATIONAL GEOGRAPHIC YOUR SHOT)

  • ルソン原人の歯。この5本は同一人物のものだった。歯は小さくて比較的単純な形をしている。しかし、1本の小臼歯には、現生人類では珍しい3本の歯根があった。(PHOTOGRAPH COURTESY OF CALLAO CAVE ARCHAEOLOGY PROJECT)

  • 足の指の骨。現生人類と比べると、異常に湾曲している。アフリカに生息していたアウストラロピテクスなどの比較的古い人類によく見られる特徴だ。(PHOTOGRAPH COURTESY OF CALLAO CAVE ARCHAEOLOGY PROJECT)

  • フィリピンの首都マニラがあるルソン島の北端に位置するカラオ洞窟。ルソン島は、過去250万年間、アジア大陸と陸続きになったことがない。(PHOTOGRAPH COURTESY OF CALLAO CAVE ARCHAEOLOGY PROJECT)

  • 2011年のカラオ洞窟の発掘調査の様子。1メートルの厚い粘土層を注意深く掘り進む研究者が見える。(PHOTOGRAPH COURTESY OF CALLAO CAVE ARCHAEOLOGY PROJECT)

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 人類の系統樹に、新たな枝が加わった。4月10日、フィリピンの研究者が新種の原人を発見したと発表した。ホモ・ルゾネンシス、ルソン原人と命名されたこの種は、今後数年間でなされる最も重要な発見の1つになると、ある科学者は予測する。

文=MICHAEL GRESHKO、MAYA WEI-HAAS/訳=牧野建志

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