• シベリアとアラスカの間に広がるチュコト海の夏。2019年、この海の海氷の平均面積は、人工衛星の観測が始まった1978年以来、最小となった。海氷が消え、沿岸部の村々では伝統の狩りができなくなっている。(PHOTOGRAPHS BY PETE MULLER)

  • オーストラリア東部ハンターバレーに複数ある巨大炭鉱の一つ、マウント・ソーレイ・ワークワース炭鉱。365日休みなく稼働し、約1300人の雇用を生み出す。オーナーは規模の拡大を検討しているが、住民の多くは炭鉱の存在を憂えている。ある住民は「過去を奪われただけでなく、未来も奪われてしまった気がします」と語る。(PHOTOGRAPHS BY PETE MULLER)

  • グレン・アルブレヒトは、ハンターバレーの自宅で妻のジルと撮影に応じた。2000年代初め、彼が考案した造語「ソラスタルジア」は、環境変化によって大切なものが失われることを表す言葉として、インターネット経由で広まった。(PHOTOGRAPHS BY PETE MULLER)

  • 「これほど美しい風景がどんどん消えていく。その悲しみを何と言い表せばいいのだろう」
    19世紀の画家トマス・コールの作品「川の湾曲部」。森が伐採されたマサチューセッツ州の川の流域を描いた作品だ。彼は農地開拓が進むニューヨーク州のハドソン川流域についても嘆いていた。(METROPOLITAN MUSEUM OF ART, NEW YORK/ART RESOURCE, NY)

  • ロリノ ロシア
    ロリノ近くの海で、セイウチに向かってもりを放つスタニスラフ・ビクビトゥケ。かつて先住民チュクチのハンターは犬ぞりで移動したが、海氷が薄くなり、冬でもボートを使うようになった。彼らにとって狩猟は、民族のアイデンティティーの根幹だ。「年長者が若い者に代々教えていくものなのです」とエドアルド・リフィルギンは言う。(PHOTOGRAPHS BY PETE MULLER)

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