• 後退する原子力への期待
    ウクライナのチェルノブイリで、1986年に爆発した原子炉を覆うシェルターの近くで観光客が自撮りする。現在も放出が続く放射線を、ガンマ線カメラでとらえて写真に重ね合わせた。チェルノブイリ原発事故は炭素を出さないエネルギー源としての原子力への期待を曇らせた。(Photograph by MIKE HETTWER (WITH WILLY KAYE, H3D) )

  • 米国カリフォルニア州パラダイスにあったセブンスデー・アドベンチスト教会の焼け跡に描かれた絵。地元アーティストのシェイン・グラマーによるものだ。2018年11月、小さな山火事が強風にあおられて大火となり、この町のほぼ全域を焼き尽くした。気候変動で気温が上昇すると雪塊が小さくなり、春の雪解けが早まって乾期が長くなる。それが草木への負担となっている。(PHOTOGRAPHS BY STUART PALLEY)

  • 学ぶべき教訓
    ガスマスクを装着してモクレンの花の香りを嗅ごうとする大学生。1970年4月22日、初めて開催されたアースデイの日にニューヨーク市で行われたデモンストレーションの一場面だ。71年の米国政府による調査では、国民の25%が環境保護を重要な目標に挙げているが、69年にそう答えた人は、ほぼゼロだった。(PHOTOGRAPHS BY AP PHOTO)

  • 解けるグリーンランド
    夏の気温が上昇するにつれて、グリーンランドの氷床の上に、氷が解けてできた湖が増えている。ドローンで撮影された同じ場所の写真と比較すると、125ヘクタールの湖の水が(左)、その後、氷にひびが入り、2018年にはほとんど流出した様子が見てとれる(右)。こうした湖から流れ出した水が氷床の底に届くと、氷が岩盤から離れて海に滑り出しやすくなり、海面上昇を助長する。(合成画像:TOM CHUDLEY, UNIVERSITY OF CAMBRIDGE)

  • 決死のダイブ
    コウテイペンギンは通常、海氷の上で繁殖する。だが、子が一人前になる前に、海氷が不安定になったり、割れたりすると、より安定した大陸の棚氷へ移動することもある。そうなると、巣立ちを迎えた子ペンギンは、自分で獲物を捕るために相当な高さから海に飛び込まなくてはならない。適応できなければ、ペンギンの生息数は激減するかもしれない。(PHOTOGRAPHS BY STEFAN CHRISTMANN)

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