ウェスタンスパイニーシーホース
HIPPOCAMPUS ANGUSTUS
ウェスタンスパイニーシーホースのペア（左が雄）が、体を安定させるために尾をからませ合う。タツノオトシゴは、ほぼ世界中の沿岸部に生息するが、乱獲や生息地の喪失により、個体数が減少している。（PHOTOGRAPH BY DAVID LIITTSCHWAGER）撮影地：シーホース・ワールド（オーストラリア）

オオウミウマ
HIPPOCAMPUS KELLOGGI
アジアから輸出され、米サンフランシスコ国際空港で押収された乾燥タツノオトシゴ。アジアでは年間、数百万匹がすり潰されて伝統薬に使われる。研究者は、違法取引などで野生の個体数が激減することを懸念している。（PHOTOGRAPH BY DAVID LIITTSCHWAGER）撮影地：カリフォルニア科学アカデミー（米国）

ポットベリーシーホースの雄。頭部に見られる皮弁は、個体ごとに異なる。人間で言えば指紋のようなものだ。（PHOTOGRAPH BY DAVID LIITTSCHWAGER）

HIPPOCAMPUS ABDOMINALIS
撮影地：スクリップス海洋研究所付属バーチ水族館（米国）

雄の育児嚢から稚魚が出てくる。雌は雄の育児嚢に卵を産みつけ、雄が抱卵する。ポットベリーシーホースは数百匹の稚魚を産むこともあるが、大半は捕食者に食べられてしまう。（PHOTOGRAPH BY DAVID LIITTSCHWAGER）撮影地：シーホース・ワールド

色鮮やかなロングスナウテッドシーホースは、筋肉を収縮させることにより、体色をくすんだ緑色に変えられる。タツノオトシゴの未来は、私たち人間に懸かっている。（PHOTOGRAPH BY DAVID LIITTSCHWAGER）

HIPPOCAMPUS GUTTULATUS
撮影地：アルガルベ大学ラマレーテ・マリン・ステーション（ポルトガル）