• 記録的な森林火災シーズンとなった2020年、カリフォルニア州南部に位置するエンジェルス国有林は煙と炎に包まれた。この「ボブキャット火災」は4万6000ヘクタール以上を焼き尽くした。ほかにも数十カ所で火災が発生し、煙は西部だけでなく、東海岸にある首都ワシントンでも観測されたという。(PHOTOGRAPH BY STUART PALLEY)

  • 2020年9月、米国カリフォルニア州ナパ郡とソノマ郡で猛威を振るった「グラス火災」で、消防士たちが計画的に火を放ち、燃えやすいものをなくしていく。消防士が空気呼吸器を着けていないのは、軽量で、実用的なものが開発されていないためだ。ただ、消防士がいくら強健でも、森林火災の大規模化と長期化によって、健康に悪い影響が出るのではないかと研究者たちは懸念する。その影響を調査するため、消防士の血液サンプルを継続的に調べるとともに、汚染のレベルを測定できる小型の測定器を火災現場に携帯してもらうようにした。(PHOTOGRAPH BY STUART PALLEY)

  • モハベ砂漠の上を、ボブキャット火災の煙が漂っていく。4万ヘクタール以上を焼くメガファイアになると、特有の風を発生させ、汚染された空気を遠くまで運ぶ。(PHOTOGRAPH BY STUART PALLEY)

  • 2020年9月のある日、北隣のオレゴン州で起きていた森林火災の煙が流れ込み、サンフランシスコの空が不気味な色に染まった。地元当局は大気汚染警報を発令。同年に森林火災が原因でこの警報が出された回数は、それまでの記録の2倍以上もあった。(PHOTOGRAPH BY GABRIELLE LURIE, SAN FRANCISCO CHRONICLE VIA GETTY IMAGES)

  • 燃える大地 毒される空気
    世界各地では毎年、干ばつや落雷、作物収穫後の野焼き、そのほか、気候変動や人間活動が原因となって、広大な森林や原野が燃えている。その影響について、専門家たちがNASAの衛星画像を利用して、地図に示した。(RYAN MORRIS, NGM STAFF 出典: COLLECTION 6 MODERATE RESOLUTION IMAGING SPECTRORADIOMETER( MODIS) BURNED AREA PRODUCT, UNIVERSITY OF MARYLAND)

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