• ウランバートルのダリ・エヒ地区は、教育と仕事を求めて地方から移住してきた遊牧民がひしめき合う。簡素な住宅やゲルという円形テントは電気がないか十分でなく、石炭がなければ厳しい冬を乗り切れない。首都の子どもは地方より肺機能が4割低いという調査結果もあり、長年続く健康問題への対策が急がれる。(PHOTOGRAPH BY MATTHIEU PALEY)

  • モンゴルの首都ウランバートルにある肺炎と肺疾患の専門病院で治療を受ける2歳の女の子。眉の間の黒い点は、母親が悪霊よけに塗った石炭の灰だ。しかしその石炭が、世界最悪の大気汚染の原因になっている。冬になると呼吸器系の患者、特に子どもが急増して、病院は対応しきれなくなる。(PHOTOGRAPH BY MATTHIEU PALEY)

  • ウランバートルに見られる石炭の影響
    石炭の加工場で床を掃く男性。ここでは、原炭から家庭用こんろで燃やす練炭を製造している。(PHOTOGRAPH BY MATTHIEU PALEY)

  • ウランバートルに見られる石炭の影響
    石炭を燃料にする火力発電所も大気汚染源の一つで、人々の健康と気候を脅威にさらしている。(PHOTOGRAPH BY MATTHIEU PALEY)

  • ウランバートルに見られる石炭の影響
    ウランバートルの病院で、子どもの胸部X線写真に肺炎の兆候がないか確認する。大気汚染は肺炎につながる危険因子の一つだ。(PHOTOGRAPH BY MATTHIEU PALEY)

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