インド北東部にあるメガラヤ州では、モンスーンの季節になると、エメラルド色の谷や深い渓谷を雨水が勢いよく流れる。この一帯で、森に深く根ざした生活を営んでいるのがカシ族だ。近代的な建築資材が利用できるようになるずっと前から、カシ族は荒れ狂う川を超えて点在する村々をつなぐ巧みな方法を生み出していた。インドゴムノキの根を用いた「生きている橋」である。