• 香炉で燃やされた有機物を分析すれば、マヤの人々がこの洞窟を使っていた時期など、多くの貴重な情報が明らかになる。(PHOTOGRAPH BY KARLA ORTEGA)

  • メキシコ、ユカタン半島にあるバラムク(ジャガーの神)洞窟。ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー、ギレルモ・デ・アンダ氏が1000年以上手つかずのまま封印されていた儀式用の器を調べている。(PHOTOGRAPH BY KARLA ORTEGA)

  • 雨の神トラロックの姿をかたどった香炉。何世紀もの時間が経つ中で、香炉のまわりには石筍ができている。(PHOTOGRAPH BY KARLA ORTEGA)

  • バラムク洞窟では、ほかにも皿、砥石、紡錘車、翡翠の道具などが見つかっている。(PHOTOGRAPH BY KARLA ORTEGA)

  • 儀式用の洞穴を結ぶ通路のほとんどは、極端に狭い。奥へ進むほど、酸素も少なくなる。古代マヤ人は、たいまつだけをたよりにこの通路を進んでいた。(PHOTOGRAPH BY KARLA ORTEGA)

  • 儀式には、水が重要な要素だったと考えられている。干ばつの時期には、地下の神々に祈りが捧げられたからだ。(PHOTOGRAPH BY KARLA ORTEGA)

  • バラムク洞窟の調査中、休憩をとる大マヤ帯水層(GAM)プロジェクトの研究者たち。さらに洞窟の研究を進めれば、マヤ帝国の盛衰に関わる貴重な情報が明らかになるかもしれない。(PHOTOGRAPH BY KARLA ORTEGA)

  • 地元のマヤ系先住民は、今もこの洞窟をあがめている。今回の調査にあたっては、祈祷師たちがバラムク洞窟を守る精霊に特別な捧げものを行い、調査隊の加護を願った。(PHOTOGRAPH BY KARLA ORTEGA)

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 メキシコのユカタン半島で、古代マヤの洞窟が偶然発見された。そこには、1000年以上眠っていた祭礼品が大量に見つかり、マヤ帝国の盛衰を紐解く手がかりになると期待されている。

文=GENA STEFFENS/写真=KARLA ORTEGA/訳=鈴木和博

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