現在フィラデルフィアの博物館に展示されているキャロル・オーゼルの「二重骨格」は、骨の病気についての知見をもたらしてくれている。
ギャラリー:骨の難病と闘った女性、願い叶い博物館の展示に 写真4点

キャロル・オーゼルは、地球上でもっとも珍しい病気の1つにかかっていた。進行性骨化性線維異形成症(FOP)というこの病気は、筋肉などの軟組織を骨に変えてしまう。(PHOTOGRAPH BY CONSTANCE MENSH FOR THE MUTTER MUSEUM OF THE COLLEGE OF PHYSICIANS OF PHILADELPHIA)
ハリー・イーストラック(左)とキャロル・オーゼル(右)の骨格は、米国フィラデルフィア外科医カレッジのムター博物館に展示されている。(PHOTOGRAPH BY AMY MARTIN FOR THE MUTTER MUSEUM OF THE COLLEGE OF PHYSICIANS OF PHILADELPHIA)
オーゼルの骨格のアップ。FOPの症状である、関節を固めてしまっているプレート状の骨が見てとれる。(PHOTOGRAPH BY CONSTANCE MENSH FOR THE MUTTER MUSEUM OF THE COLLEGE OF PHYSICIANS OF PHILADELPHIA)
オーゼルの場合は特に、FOPによって多くの関節が変性し、癒合してしまっていた。(PHOTOGRAPH BY CONSTANCE MENSH FOR THE MUTTER MUSEUM OF THE COLLEGE OF PHYSICIANS OF PHILADELPHIA)



