• シロカツオドリ(英国スコットランド バスロック)
    スコットランド東岸のフォース湾にあるこの島には、15万羽ものカツオドリが繁殖のために集まる。鳥たちは冬になると遠くは西アフリカまで移動する。写真家のスティーブン・ウィルクスは助手と2人で重い機材を担いで岩山を登り、営巣場所に近い教会跡にカメラを設置。28時間、不眠不休で1176点を撮影した。そのなかから約150点を選んで合成し、この画像を作成した。PHOTOGRAPH BY STEPHEN WILKES COURTESY OF THE DALRYMPLE FAMILY AND THE SCOTTISH SEABIRD CENTRE

  • コフラミンゴ(ケニア ボゴリア湖)
    アフリカの大地溝帯に点在するアルカリ性の湖で、ほかの生物には有毒な藻類を食べて、たくましく生きる。渡りはしないが、食物が豊富な場所を求めて湖から湖へと移動する。ウィルクスはカムフラージュした高さ10メートルの足場で36時間を過ごし、天敵のアフリカハゲコウ(左手前)も含めて1742点の写真を撮影し、およそ30点を選んでこの画像を作成した。PHOTOGRAPH BY STEPHEN WILKES

  • 渡りをする何百万羽もの水鳥にとって、黄海は重要な中継地。しかし、中国と韓国の沿岸では容赦なく埋め立てが進み、鳥たちが翼を休めて採食する場所が失われつつある。オオソリハシシギやコオバシギ、ダイシャクシギといった海辺の鳥たちは、狭くなった干潟で食物を奪い合うことになる。PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ

  • 米国ニューメキシコ州のボスケ・デル・アパッチ国立野生生物保護区で、求愛ダンスをするカナダヅルのつがい。この保護区は主にカナダヅルの重要な生息地を保全するため1939年に創設された。この鳥の繁殖地はロッキー山脈、越冬地は米国南西部とメキシコだ。PHOTOGRAPH BY JACK DYKINGA, NATURE PICTURE LIBRARY

  • ケニアのナクル湖岸で、ブチハイエナがコフラミンゴを仕留めた。ハイエナやジャッカルといった捕食動物に狙われやすいコフラミンゴは、多数の仲間と群れをなすことで身を守る。PHOTOGRAPH BY TONY CROCETTA, BIOSPHOTO

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この写真が掲載されている雑誌

ナショナル ジオグラフィック日本版
2018年3月号

特集「鳥たちのはるかな旅」を収録

このほか、「宇宙飛行士が見つめた私たちの星」「巨大湖が消える日」など特集6本を掲載しています。