• 「コリント式」と呼ばれる古代ギリシャの兜。紀元前5世紀。独ミュンヘン、州立古代美術博物館。(PETER HORREE/ALAMY)

  • アテナに導かれ、ヘクトールののどに槍を突き刺して致命傷を与えるアキレウス。ピーテル・パウル・ルーベンス作。1630年頃。仏ポー、ポー美術館。(BRIDGEMAN /ACI)

  • トルコ北西部にあるトロイアの遺跡。長年の間にこの場所にはいくつかの都市が建設されており、写真の建造物は古代ギリシャ・ローマの時代に建てられたもの。(IMAGES & STORIES/ALAMY/ACI)

  • トロイアの王子ヘクトールは叙事詩『イーリアス』の中でいくつかの異名で呼ばれており、そのうちの一つが「きらめく兜」というもの。写真は紀元前16世紀のミケーネ人(アカイア人)の兜。アテネ国立考古学博物館。(DEA/ALBUM)

  • 手の込んだ金細工が施された紀元前16世紀のミケーネ人の2本の短剣。ライオン狩り(左)と海にすむ生物(右)の意匠が見える。アテネ国立考古学博物館。(DEA/SCALA, FLORENCE)

  • 「ユピテルとテティス」ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル作、1811年、仏エクス=アン=プロヴァンス、グラネ美術館。(JOSEPH MARTIN/ALBUM)

  • オリンポスの神アポロンは、トロイア戦争でギリシャ人と対立する側についた。写真はローマのアポロ・パラティヌス神殿のレリーフ。(AKG/ALBUM)

  • パトロクロスの傷に包帯を巻くアキレウスが描かれた6世紀の杯。ベルリン美術館。(SCALA, FLORENCE)

  • アキレウスの第二の防具は、神ヘパイストス(左)によって作られた。この絵は、へパイストスが盾、兜、すね当て、胸当てを、アキレウスの母である女神テティス(右)に示しているところ。ポンペイのフレスコ画。紀元1世紀頃。ナポリ国立考古学博物館。(ERICH LESSING/ALBUM)

  • 『イーリアス』の第18巻では、神ヘパイストスがアキレウスの母テティスに頼まれて見事な盾を作った様子が語られる。盾に描かれた様々な場面は、『イーリアス』の中で詳細に描写されている。その詩をもとに、後にこの盾を再現しようという試みがなされている。19世紀初頭、この偉大な詩に敬意を表して、英国人彫刻家で製図工でもあるジョン・フラックスマンは、劇的な場面の数々で彩られた金メッキの銀の円盤をデザインした。(BRIDGEMAN/ACI)

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