クレオパトラとユリウス・カエサルの子とされるカエサリオンは、幼くして母親と共同で王位につくも、母の死の直後に17歳で処刑された。プトレマイオス朝最後の王、プトレマイオス15世となった彼の短い生涯を中心に、王位と権力をめぐる一族の抗争をたどる。

文=JUAN PABLO SÁNCHEZ/訳=ルーバー荒井ハンナ