チークの木の枝に寝そべる黒いヒョウ。クロヒョウと呼ばれることもあるが、ヒョウの黒変種で、体の表面には、うっすらと斑紋が見える。（PHOTOGRAPH BY SHAAZ JUNG）

ナガラホール・トラ保護区で、霧が立ち込める冬の朝、デイゴの木の上にいるヒョウのつがい。2頭は最長で1週間ほどともに過ごし、数回にわたって交尾を繰り返す。（PHOTOGRAPH BY SHAAZ JUNG）

夏の数カ月間、カビーニ川の水量が減って辺り一帯が草地に変わると、アクシスジカなどの動物が草を食べに集まってくる。大型ネコ科動物にとっては、獲物が豊富にいる格好の狩り場だ。（PHOTOGRAPH BY SHAAZ JUNG）

ナガラホールの水場で水を飲むトラ。公園管理局は、この保護区全域に太陽光発電を利用した井戸を設置した。水位が下がると、ポンプで水がくみ上げられ、年間を通じて十分な水が供給されるようになっている。（PHOTOGRAPH BY SHAAZ JUNG）

危険がないか周囲を見渡す、ヒョウと黒いヒョウ（次ページ）。木に登ることで、強さではかなわないトラとの対決を避けられる。ヒョウは日中、地面から離れた高い枝の上で寝ていることが多い。夜になると木から下りて狩りをする。仕留めた獲物を、死肉をあさる動物から守るため、木の上に引き上げることもできる。（PHOTOGRAPH BY SHAAZ JUNG）