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ナショナル ジオグラフィックが2016年に発表した最新の火星マップ。この数百年間、火星の理解の深まりとともに、火星マップも大きく進化した。
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火星マップを最初に制作したドイツの天文学者ヨハン・メドラーとヴィルヘルム・ベーアによる1840年の火星マップ。左の図の「d」と書かれた小さな黒い点は、「火星の目」とも呼ばれるソリス・ラクス(太陽湖)。(MAP BY JOHANN MÄDLER AND WILHELM BEER)
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リチャード・プロクターの最初の火星マップは、W・R・ドーズによる1867年の火星スケッチに基づいている。プロクターは1870年に出版した『Other Worlds than Ours(地球以外の天体)』という著書の中で、この地図を発表した。(MAP BY RICHARD PROCTOR AND W.R. DAWES)
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フランスの天文学者カミーユ・フラマリオンが1884年に出版した著書『Terres du Ciel(天の陸地)』で発表した火星マップ。(MAP BY CAMILLE FLAMMARION)
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イタリアの天文学者ジョバンニ・スキャパレリが1883~1884年に作成した火星マップ。(MAP COURTESY ARCHIVIO STORICO DELL'OSSERVATORIO ASTRONOMICO DI BRERA)
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パーシバル・ローウェルが1895年に出版した著書『火星』に載せた火星マップ。彼が名前をつけた184本の運河には番号がふってある。(MAP BY PERCIVAL LOWELL)
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マリナー計画の立案のために米空軍が使用した1962年の火星マップ。(MAP COURTESY LIBRARY OF CONGRESS)
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1960年代後半~1970年代前半のマリナー計画によってもたらされたデータに基づく火星の陰影起伏マップ。(MAP BY USGS, JPL, NASA)
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マリナー9号からのデータに基づいて作成された火星の最初の地質図。1978年に発表されたこの地図は、地球と月以外の天体の表面の地質図としては最初のものだ。(MAP BY USGS)
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1976年~1982年に火星を周回してデータを収集したバイキング探査機によるカラー化モザイク画像。画像の右下にヘラス・クレーターの明るい点が見える。(MAP BY USGS)
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