• 衣装は地域によって異なるが、ベルは不可欠な要素。家畜には大き過ぎるベルは、儀式用として特別につくられたものだ。(PHOTOGRAPH BY ARON KLEIN)

  • 雪上に立つ3人のクケリ。ブルガリアのペルニク郊外で撮影。ペルニクでは1966年から、東欧最大の仮面フェスティバルが1月末の2日間にわたって開催されている。(PHOTOGRAPH BY ARON KLEIN)

  • バルカン山脈の南にある「バラの谷」はローズオイルで有名。この地域のクケリは色鮮やかな衣装を着ている。クケリの衣装は多くの場合、地域の風景やライフスタイルを反映している。(PHOTOGRAPH BY ARON KLEIN)

  • 動物を模した仮面もあれば、空想的な装飾が施された仮面もある。何かになりきるということは、その対象物が持つ力を象徴的な意味で手に入れるということだ。(PHOTOGRAPH BY ARON KLEIN)

  • 伝統的に、クケリは男性だけのもの、特に成人を迎える若い男性のものだった。しかし近年、女性も儀式に参加するようになっている。写真は女性のクケリとその息子。(PHOTOGRAPH BY ARON KLEIN)

  • この地域では、クケリではなく「スルヴァカリ」という名前が使われており、儀式に結婚式の要素を取り入れることもある。花嫁と花婿の衣装を着た2人が家々を訪ね歩き、祝儀と引き換えに祝福を与える。(PHOTOGRAPH BY ARON KLEIN)

  • 儀式の起源は不明だが、参加者たちはずっと昔から行われていると口をそろえる。クケリの儀式はキリスト教化やオスマン帝国による支配、数十年にわたる共産主義の時代を乗り越えてきた。(PHOTOGRAPH BY ARON KLEIN)

  • リュドミルさんは仮面職人の3代目。年1度ペルニクで開催される「スルヴァ」で賞に輝いたこともある。(PHOTOGRAPH BY ARON KLEIN)

  • クケリの3兄弟。ブルガリアとマケドニアの国境近くで撮影。(PHOTOGRAPH BY ARON KLEIN)

  • 山々を背景に、仮面を外した兄弟を撮影。クケリの儀式はかつて、若い男性の成人式を兼ねていた。しかし、農村部の若者が国内の都市部や国外に大量流出したことで、成人式の意味合いは薄れていった。(PHOTOGRAPH BY ARON KLEIN)