• 最初の1匹を肝不全で亡くした後、メラニー・ティパルドス氏が購入した2匹目のカピバラ「ガリバルディ・ルース」。テキサス州に住む彼女は、ベネズエラで野生のカピバラを見て以来、この巨大なげっ歯類に夢中になった。カピバラは飼育下ではあまり長生きしない傾向にある。(PHOTOGRAPH BY VINCENT J. MUSI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • フロリダ州の動物トレーナー、パメラ・ロゼア・ゾッペ氏は、飼育を放棄した飼い主からチンパンジー「チャンス」を引き取った。チャンスはハリウッド映画にも出演する。「チンパンジーは非常に頭がよく、刺激がないと退屈します」とゾッピ氏は言う。(PHOTOGRAPH BY VINCENT J. MUSI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • ピューマの「サシャ」を「誰よりも愛している」と語るのは、フロリダ州のミュージシャン、マリオ・インファンティ氏。サシャは彼にとって初めて飼うピューマで、家に迎える前には1000時間を超える訓練をこなしたという。サシャの爪は生後1カ月のときに除去したが、「今でも噛むことはできる」と言う。(PHOTOGRAPH BY VINCENT J. MUSI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • アルバート・キリアン氏の体に巻き付くビルマニシキヘビ。キリアン氏はフロリダ州の自宅で60匹のヘビと暮らしている。毒ヘビのケージ脇には、適切な抗毒剤の名称と、その薬の在庫を持つ最寄りの病院を記したメモが貼られている。(PHOTOGRAPH BY VINCENT J. MUSI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • オハイオ州在住のジョン・マタス氏は、子グマだった「ブーブー」を衝動的に購入したが、その後、自然保護区に譲渡した。「ブーブーにはクマの仲間が必要です。ひとりでは寂しいですから」とマタス氏は言う。(PHOTOGRAPH BY VINCENT J. MUSI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • IT関係の仕事をしているショーン・ギアリー氏とスカンクの「アロ」。ギアリー氏は子供の頃、祖母が飼っていたスカンクと一緒に遊んでいた。スカンクを飼うのは、ギアリー氏の妻の望みでもあった。(PHOTOGRAPH BY VINCENT J. MUSI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • ボビ・フェラン氏がパタスザルをペットとして選んだ理由のひとつは、彼らがあまり喧嘩をしないことだった。しかし「ユージョ」には、フェラン氏の息子を引っ掻いたり、飼い犬に噛みついたりした前科がある。ユージョのケージはフェラン氏が暮らすインディアナ州の自宅の居間に隣接して作られており、広い囲い地に続くドアもついている。(PHOTOGRAPH BY VINCENT J. MUSI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • 牧場で生まれた盲目のオジロジカ「ディリー」は、母親が子育てを放棄したため、オハイオ州の獣医師メラニー・ブテラ氏に引き取られた。最初はブテラ氏と一緒に寝ていたが、今は自室をもらって「まるでお姫様のような」暮らしを送っている。 (PHOTOGRAPH BY VINCENT MUSI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • 動物学者のアリソン・パスコー・フリードマン氏が救助されたオマキザル「アメリア」と出会ったのは1980年。フリードマン氏は動物の行動を研究するプロジェクトのために、アメリアに訓練を施した。プロジェクト終了後、アメリアはニューヨークにあるフリードマン氏の自宅に引き取られた。45歳のアメリアはこの写真を撮影した数日後、睡眠中に息を引き取った。(PHOTOGRAPH BY VINCENT J. MUSI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

  • 「私の人生は動物一色です」と語るのは、フロリダ州在住の馬のトレーナー、レスリー=アン・ラッシュ氏。「私はめったに動物たちの元を離れて外泊しませんし、長期休暇も取りません」。ラッシュ氏はここにいるカンガルーやキツネザルを幼年期から育て上げた。(PHOTOGRAPH BY VINCENT J. MUSI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)

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 野生動物をペットとして飼うのは、時に危険をはらむ。ある“猛獣脱走事件”をきっかけに、その是非をめぐって米国で議論が巻き起きている。

文=ローレン・スレーター/写真=ビンセント・J・ミュージ