ギャラリー:マイナス40℃の町に暮らす人々 写真11点 シベリア、ヤクーツクの街角にたたずむ人影。写真家のスティーブ・イウンカー氏は、マイナス40度の世界ではカメラが凍り付き、フィルムが損傷する危険があるため、一度に15分しか撮影できなかったと語る。(STEEVE IUNCKER, AGENCE VU/REDUX) この野外市場では、冷凍庫は必要ない。魚は、まるで切り花のように店頭に並べられている。(STEEVE IUNCKER, AGENCE VU/REDUX) ヤクーツクでは、外出の際は万全の準備を整える。「公共交通機関は、人々が集まる数少ない場所です」と、イウンカー氏は語る。(STEEVE IUNCKER, AGENCE VU/REDUX) 町を包み込む深い氷の霧。(STEEVE IUNCKER, AGENCE VU/REDUX) シベリアの伝統的な木造住宅と、その背後に建設中の近代的なビルが対照的。寒さに負けず、ヤクーツクの経済は好調だ。ここで採れるダイヤモンドの量は世界の生産量の約5分の1を占め、他にも天然ガス、原油、金、銀、その他需要の高い鉱物が生産されている。(STEEVE IUNCKER, AGENCE VU/REDUX) バスの中、分厚い防寒着に身を包む女性。(STEEVE IUNCKER, AGENCE VU/REDUX) 休業中の観覧車。暖かい春の訪れをじっと待つ。(STEEVE IUNCKER, AGENCE VU/REDUX) 黒と白だけの町に鮮やかな色を添える食料品店。(STEEVE IUNCKER, AGENCE VU/REDUX) 寒さを逃れて、小さなレストランでひと時の休息。(STEEVE IUNCKER, AGENCE VU/REDUX) 人影まばらなレーニン広場を見下ろすレーニン像。(STEEVE IUNCKER, AGENCE VU/REDUX) イウンカー氏は地元の人々が近所の家を頻繁に訪れていることに気づいた。ただし、滞在時間はほんの数分程度。「家に入ると、上着だけを脱いで熱いお茶を飲み、ジャムを塗ったトーストをいただくと、また上着を着て外へ出て行きます。近所の家は、旅の途中の休憩所のような役割を果たしているようです」(STEEVE IUNCKER, AGENCE VU/REDUX)