ギャラリー:火星に水の証拠写真 9点 火星の中緯度地方のあちこちにある浸食された崖では、地表から1~2メートルの深さに、青みがかった色をした層が帯状に見えている。スペクトルデータは、これらの層が氷でできていることを示している。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL-CALTECH, UNIVERSITY OF ARIZONA) 火星南部のヘール・クレーターの縁にある小峡谷。地球では、このような地形は液体の水の作用によって形成されるのがふつうである。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL-CALTECH) 2004年にNASAの火星探査車オポチュニティが発見した赤鉄鉱の球状粒子には「ブルーベリー」というニックネームがついた。水に濡れた堆積物の中で形成されたと考えられている。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL, CORNELL, USGS) 流水により斜面を運ばれてきた砂礫が、傾斜が緩やかになるところで堆積すると、扇状地ができる。サヘキクレーターのこの扇状地は、火星の扇状地の中でも特に保存状態が良い。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL-CALTECH, UNIV. OF ARIZONA) 2015年、火星の斜面に黒っぽい筋模様が何本もできているのが見つかった。当初は塩水が流れていると思われていたが、最近の研究で、乾燥した塵が滑り落ちていることがわかった。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL-CALTECH, UNIV. OF ARIZONA) 2017年10月、火星のエリダニア盆地が37億年前には熱水噴出孔のある広大な海で、生命が生まれる可能性のある環境だったことを示す証拠が発表された。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL-CALTECH) ヘール・クレーターの北西の縁にある、大きくうねった小峡谷。どのようにして形成されたかは不明だが、地球上で流水に削られてできた小峡谷に似ている点もある。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL-CALTECH, UNIV. ARIZONA) 2012年、NASAの火星探査車キュリオシティは、かつて火星の表面を勢いよく流れていた川の名残を発見した。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL-CALTECH) 薄桃色のウロコ状のテクスチャーは、大昔に水の働きによってできたもので、粘土を含む岩石を形成している。岩石と水が具体的にどのような相互作用をしたかについては、まだはっきりしていない。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL-CALTECH)