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テントでキャンプ
熱帯に生息するコウモリの中には、ホンジュラスのシロヘラコウモリのように、植物の葉でテントを作るものもいる。この小さなコウモリは葉脈をかじって葉を垂れ下がらせ、その中に隠れる。(PHOTOGRAPH BY KONRAD WOTHE, MINDEN PICTURES) -
翼を広げて
洞窟を出て狩りに出かけるメキシコオヒキコウモリの群れの1匹をアップで捉えた。3月から10月までの毎晩、米国テキサス州オースティンの中心部にある橋の下から150万匹のメキシコオヒキコウモリが飛び立つ。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE WITH COLE SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) -
モノクローム
1915年、洞窟の中でフラッシュ撮影された数百匹の小さなコウモリ。洞窟に住むコウモリは多い。 (PHOTOGRAPH BY GEORGE SHIRAS, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) -
蜜の味
すべてのコウモリが虫を食べたり血を吸ったりするわけではない。蜜や花粉を好んで食べるコウモリもいて、体についた花粉を木から木へ運んでいる。受粉をコウモリだけに頼っている植物もある。(PHOTOGRAPH BY MERLIN TUTTLE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) -
つぶらな瞳
ヘンドラウイルスの有無を調べられるオーストラリアオオコウモリ。ヘンドラウイルス感染症は稀だが、命にかかわることがある。ヘンドラウイルスはコウモリからウマに感染し、ウマからヒトに感染する。(PHOTOGRAPH BY LYNN JOHNSON, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)
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ギョウモリ?
漁をするコウモリがいることをご存知だろうか? ウオクイコウモリは反響定位で水面のさざ波を検知し、鉤爪を使って水中の小魚をつかまえる。一晩に30匹もの魚をつかまえるコウモリもいる。(PHOTOGRAPH BY CHRISTIAN ZIEGLER, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) -
ねぐらは木の枝
すべてのコウモリが洞窟暮らしを好むわけではない。写真のメガネオオコウモリが好むのは熱帯雨林の高い林冠だ。(PHOTOGRAPH BY JASON EDWARDS, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) -
集団生活
赤道ギニアのビオコ島の洞窟をねぐらにするカグラコウモリ属の仲間。アフリカで最も一般的な種類のコウモリで、50万匹ものコウモリが1つのコロニーを形成することもある。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) -
ぴったり寄り添う
葉の下で身を寄せ合う3匹のオオキミミコウモリ。かなりめずらしいコウモリで、ニカラグアからエクアドルの老齢林に生息している。1匹のオスと数匹のメスからなるハーレムを形成していると考えられている。(PHOTOGRAPH BY JAMES CHRISTENSEN, MINDEN PICTURES) -
悪い知らせ
白い鼻症候群で翼がボロボロになったトビイロホオヒゲコウモリ。米国とカナダでは、わずか8年で600万匹以上のコウモリが白い鼻症候群で死んだ。(PHOTOGRAPH BY STEPHEN ALVAREZ, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)