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本部ホールに日本庭園が登場
ワシントンの桜祭りに合わせて展示
2007年3月12日

 米ワシントンD.C.にあるナショナル ジオグラフィック協会本部のエクスプローラーズ・ホールで、展示会「日本庭園の精神」が行われています。会場では、世界的に著名な作庭家で、聴風館造園研究所の小野陽太郎氏が特別に制作した日本庭園が公開されるほか、ナショナル ジオグラフィックの写真家たちが撮影してきた50点以上の日本庭園の写真が展示されます。

 本展は2007年4月29日(日)まで開催され、日本庭園の技術と精神の粋を紹介します。自然の美しさと調和をはかりつつ、手入れの行き届いた植物や石などをバランスよく配置して作られる日本庭園は、日本の文化と宗教に深く根ざしたものです。

 今回、小野氏が手がけた日本庭園はナショナル ジオグラフィック協会ワシントン本部のロビーに作られ、展示期間中、季節に応じて内容が変わります。最初のデザインでは月明かりに照らされた寒い冬の夜を表現したもので、武人の庭をイメージしています。次に展示される庭は季節は春で、桜の花に雪が降りかかり、後方では満月が輝いているという、不思議な情景を描きだします。石や砂利を使って表した川や小道、植栽などが素晴らしい空間を作り上げています。

 同時に展示される写真は、これまで百年にわたって撮影されてきたもので、女性写真家として初めてナショナル ジオグラフィック誌に作品が掲載されたエリザ・シドモアのほか、サム・エイベル、マイケル・ヤマシタ、ケアリー・ウォリンスキーら著名な写真家たちの作品も含まれています。

 世界にも有名な、ワシントンD.Cのポトマック河畔にある桜並木は、1912年に日本から贈られたものです。これを記念して行われるワシントン桜祭り(3月31日から4月5日まで開催)は、今年で95周年を迎えます。本展示会もこの祭りに合わせて開催されるものです。ワシントンD.C.に来られた際には、ぜひお立ち寄りください。

展示会が開催されている、米ナショナル ジオグラフィック協会のエクスプローラーズ・ホールの住所は、1145 17th Street, N.W., Washington, D.C. USA です。開館時間は月-土曜日が午前9時から午後5時まで、日曜日は午前10時から午後5時まで。入場は無料です。詳細は、米ナショナル ジオグラフィックのウェブサイトをご覧ください。
http://www.nationalgeographic.com/museum/


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