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特集

ヨセミテ
巨岩の絶壁に挑む

MAY 2011

文=マーク・ジェンキンス/写真=ジミー・チン

国のヨセミテ国立公園は、フリークライミングの聖地。断崖絶壁をさまざまなルートで登る、命知らずのクライマーたちの挑戦を追った。

取材現場から:ヨセミテのスーパークライマーたち
米国カリフォルニア州のヨセミテ渓谷には、巨岩の絶壁に挑もうと世界中のクライマーたちが訪れる。自らもロッククライミングをする写真家のジミー・チンが、クライマーたちと同じ目線でとらえた迫力の映像。

フリーソロ:危険に満ちた挑戦
“フリーソロ”はロッククライミングのスタイルの1つ。ロープや道具を使わないため、一歩間違えば死につながる。フリーソロで前人未到の快挙を成し遂げたアレックス・ホノルドが、ヨセミテを“攻略”する姿を紹介。


ハイライニング:ヨセミテ滝を“渡る”
ハイライニングは、高い場所にナイロンのロープを張り、その上をバランスをとりながら渡るスポーツだ。ディーン・ポッターが、ヨセミテ滝の頭上にロープを張り、彼がこれまで挑戦したなかで最も困難なハイライニングに挑む。

 命知らずのフリークライマーたちが目指すのは、米国シエラネバダ山脈の西山麓に広がるヨセミテ国立公園。世界遺産にも登録され、米国の数ある国立公園の中でも屈指の人気を誇る。その中心、ヨセミテ渓谷こそ、ロッククライマーたちの聖地なのだ。

 渓谷を取り囲むように、エルキャピタンやハーフドーム、カテドラルロックといった花崗岩でできた巨大な絶壁が連なり、クライマーたちの挑戦心を駆り立てる。巨大な絶壁には、先人たちが命がけで切り開いたクライミング・ルートがいくつもある。それをいくつ制覇できるか、新たなルートを開拓できるか、いかに早く頂点を制覇できるか――クライマーたちの挑戦は続く。

 最初の写真から衝撃的。垂直どころか反り返った岩壁を、クライマーが命綱なしで登っていきます。ロッククライミングは時代と共に進化を遂げて、最近ではスピードを競うのが主流だそうです。とはいえ、道具を使わずに、素手と足だけで標高1000メートル近い岩肌にしがみついて、しかも急いで登るなんて……正気のさたとは思えません。クライマーと同じ目線で撮影された写真は壮観。見るたびに、ぞくぞくしますよ。(編集M.N)

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