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特集

コンゴ
溶岩から街を守れ

APRIL 2011

文=マイケル・フィンケル/写真=カーステン・ペーター

ンゴ民主共和国の東端にそびえる標高3470メートルの活火山、ニイラゴンゴ山。山麓の街ゴマを大惨事から守るため、火山学者が灼熱の溶岩湖の調査に挑んだ。

 いつ噴火するのか? コンゴ民主共和国東部にそびえるニイラゴンゴ山。その麓の都市ゴマに暮らす100万人にとって、これは命にかかわる重大な問題だ。標高3470メートルのこの山は、世界で最も活発な活火山の一つでありながら、調査や研究がほとんど行われていない。

 1977年と2002年、ニイラゴンゴ山が大規模な噴火を起こし、ゴマの街を大量の溶岩が襲った。02年の噴火では、1万4000戸の住宅が全壊し、35万人が避難を余儀なくされている。次の噴火はいつか? 煮えたぎる溶岩は流れてくるのか?

 二人の勇敢な火山学者が立ち上がった。彼らが向かったのは、直径200メートルの溶岩湖がある火口。そこで、火山ガスを測定し、湧き上がったばかりの溶岩を採取して、噴火の予測に必要な基礎データを得ようというのだ。

 研究者たちが、赤熱の噴火口に降り立つ。

 本文の後半、火山学者が「溶岩湖」のそばまで溶岩のサンプルを採りにいく場面は必読。有毒ガスが充満する火口に降り立って、真っ赤な溶岩のしぶきが飛び散るなか、ロッククライミングで垂直に近い崖を登る。果たして生きて帰ってこられたのか?
 読み終わったあと、火山学者を見る目が変わります。(編集T.F)

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