ナショナル ジオグラフィック日本版 年間購読申込





$B%J%7%g%J%k(B $B%8%*%0%i%U%#%C%/F|K\HG(B

LINE

特集
取材現場から
PHOTO

アラスカ最後の原野
記事の筆者と写真家が、取材現場から報告する「最高の経験」、「最悪の体験」、そして「最も風変わりな思い出」。



本誌に載らなかったオンラインだけの写真。撮影条件も紹介します。


PHOTO
ズームインへ >>

PHOTO
ズームインへ >>

PHOTO
ズームインへ >>

PHOTO
ズームインへ >>

PHOTO
ズームインへ >>



map
拡大図へ >>




年間購読のご案内

PHOTO

文=ジョエル・K・ボーン Jr. 写真=ジョエル・サートレイ

LINE

北極海沿岸に広がるアラスカの雄大な原野、ノーススロープ。ここでは今、石油や天然ガス開発が加速し、野生生物の楽園が危機に瀕している。

LINE

 米国アラスカ州の北部地域は、カリブーやハイイログマなど多くの野生動物が暮らす大自然であると同時に、化石燃料の宝庫でもある。石油は同州の歳入の90%を支えるほどで、野生動物の保護区にも油田開発の波が押し寄せつつある。

詳しくは本誌をお読みください。


サイト&サウンド
該当号インデックスへ
該当号の購入は  買い物カゴに入れる

もっと知りたいなら…

今回の特集に関してもっと知りたい方に、参考となる情報を提供します。





特集関連の豆知識

 アラスカの原野ノーススロープで暮らす人々にとって、カリブーは大切な生活の糧だ。この地域には4つの群れ、あわせて約69万頭ものカリブーが生息している。もしその数が減少したら、食物連鎖から地元の経済、文化的な慣習にも大きな影響を及ぼすだろう。このため、生物学者らが無線や衛星を利用し、発信器つきの首輪と空撮写真でしっかりと観察を続けている。
 北部の地域では、衛星を利用する発信機を内蔵した首輪を用いることが多い。暗闇であろうと、吹雪になろうと、信号を受信できるからだ。軽量の首輪に内蔵された発信器は、電池で約18ヶ月作動し、週に一度、上空を通過する衛星に向けて8時間信号を発信する。衛星はカリブーの位置を計算し、米国のアラスカとヴァージニア、そしてフランスにある3つの地上ステーションのうち、いずれか近いところにその情報を送信する。
 首輪を取り付けるのは、なかなか骨の折れる作業だ。生物学者らは、カリブーが川を泳いで渡る場所で、小さなボートに乗り込む。捕まえるカリブーを1頭見定めると、後ろから忍び寄り、ツノに投げ縄をかけるのだ。捕らえたカリブーは、少しでも安心させるために岸の近くまで連れて行き、そこで首輪を装着する。全部でほんの2分ほどの作業で、ヘリコプターからカリブーの上に網を投下し、縛ってから首輪を取り付けるという従来の方法よりも、動物に与えるストレスが少ない。
 首輪をつけたカリブーの率が一番高い群れを見つけると、生物学者らは小型飛行機に乗り込み、測量用のカメラで上空から群れを撮影する。次に、その群れに属さない、首輪をつけたカリブーを探して撮影をする。こうして撮影した写真を並べ、時間をかけて、カリブーを一頭ずつ数えるのだ。それからすべてのデータを分析し、生息数が減っているのか、増えているのかを見極めている。
 多くの人々が、ノーススロープでの石油探査と開発が、その地域のカリブーの群れに悪影響を及ぼすことをおそれている。特に懸念されているのは、ポキュパイン川の名前をもらった群れ「ポキュパイン」だ。この群れは、北極圏国立野生生物保護区の1002地区で子育てをする。ノーススロープのほかの地域で、石油業界の活動がカリブーの群れに影響を与えているかどうか、研究者らもはっきり把握してはいない。しかし、子育て中の雌が、掘削が行われている地域を避ける傾向は、確認されている。そのほかの影響については、今後も観察を続け、解明していくことになるだろう。

――エミリー・マクドウェル

BOOK






関連リンク

北極圏国立野生生物保護区:この地区の景観や動物、先住民の文化に関する情報が掲載されている。
http://arctic.fws.gov

オーデュボン・アラスカ:数え切れないほどの鳥たちが、世界中から渡ってくる北極海沿岸西部が、いかに重要な地域であるかを訴えるプロジェクト報告書がアップされている。
http://www.audubonalaska.org/images/w_arctic_factsheet.pdf

BP・イン・アラスカ:英国系の大手石油会社BP社のサイト。アラスカでの操業の歴史や、最新の石油探査・掘削技術を紹介している。
http://alaska.bp.com

レガシー・ウェルズ・プロジェクト:米国土地管理局が行っているプロジェクトのサイトで、同国の海軍、空軍、地質調査所が過去40年の間に、アラスカ国家石油開発保留地内で試掘し、放置した油井を塞ぐ努力を続けている。
http://www.ak.blm.gov/ak940/fluids/legacywells.html





日本版の過去記事

2003年8月号「北の楽園 アリューシャン列島」

2001年8月号「アメリカの国有地の自然を守る」


トップへ戻る






本サイトに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
(c)National Geographic Society. All rights reserved.
(c)Nikkei National Geographic Inc. All rights reserved.

サイトマップ 著作権/リンク許可
広告出稿のご案内 会社案内
「特定商取引に関する法律」に基づく表示
個人情報保護方針 ネットにおける情報収集
個人情報の共同利用について