西洋文明の発展に、聖書ほど大きな影響力を及ぼした書物はありません。そして、聖書の記述は、いずれも固有の文化を育んだそれぞれの土地と強く結びついています。聖書の物語を深く味わおうとすれば、物語の舞台となった土地の自然と、その土地にひそむ危険性や風景の美しさを知り、その土地が肥沃であったか、あるいは荒地であったかを知る必要があるのです。
本書は、聖書について詳しい知識のない人でも、聖書の物語の舞台となった土地と時代を、直感的に理解できる非常にユニークな一冊です。



◆地図約50枚、図版約350点を収録
精彩なカラー写真・地図・年表で、聖書の歴史や地理をビジュアルに解説。古代の美術や建築の魅力も伝えます。

◆歴史学と考古学の最新成果を反映
本文の随所に挿入された解説欄で、当時の生活のさまざまな側面を詳しく説明しています。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教への理解が深まります。

◆聖書の物語を生き生きと記述
アブラハム、ダビデからイエス、パウロまで、時空を超えた聖書の旅が楽しめます。旧約・新約聖書を初めて読む人にもオススメ。

【主な内容】
・第1章 アブラハム以前の世界 ・第2章 アブラハムがたどった道 ・第3章 エジプトのヨセフ ・第4章 出エジプト記 ・第5章 カナンの集落 ・第6章 ダビデとソロモンの王国 ・第7章 王国の分裂と滅亡 ・第8章 捕囚からの帰還 ・第9章 イエスの世界 ・第10章 初期キリスト教とラビのユダヤ教

【主な掲載地図】
聖書ゆかりの中近東と地中海世界の現在/古代の交易路網/イラクとその周辺の主な古代遺跡/古代メソポタミア/アブラハムが旅した古代の中近東/エジプトのレヴァント遠征/「出エジプト記」の舞台/モーセたちのエジプトからの脱出/イスラエル12部族の領地/ダビデとソロモンの王国における契約の箱の変遷/旧約聖書時代のエルサレム/ヨシヤ時代のユダ王国/ヘロデ大王の王国の分割/ガリラヤ南部におけるイエスとその一行の足跡/ローマ帝国の支配とユダヤ人の最初の反乱/紀元100~300年のキリスト教の拡大 など