木星の大赤斑が縮小、ハッブル観測

2014.05.16
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ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、木星の大赤斑(巨大な暴風の渦)が縮小していることがわかった。右の拡大画像は上から順に、1995年、2009年、2014年の大赤斑。

Image courtesy NASA/ESA
 ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、木星の大赤斑(巨大な暴風の渦)が縮小していることがわかった。 大赤斑の写真を比べてみると、1995年には直径が2万1000キロ弱だったものが、2009年には直径1万8000キロ弱に、そして最新の2014年の写真ではこれまでで最も小さいほぼ1万6500キロに縮小している。

 NASAゴダード宇宙飛行センターのエイミー・サイモン(Amy Simon)氏によると、天文学者たちは1930年代以来、サイズが縮小していることを確認していたという。同氏は「非常に小さい渦が大赤斑に巻き込まれ、それにより大赤斑の内部構造に変化が起きた可能性がある」と話している。

 2012年初頭から縮小のペースが速まり、年平均で約950キロ縮小、形も楕円から円に近付いていることが、アマチュア天文家らの観測から明らかになっている。

Image courtesy NASA/ESA
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