斑点で個体識別、ボリビアのジャガー

2011.10.24
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南米ボリビアの熱帯雨林に設置されたカメラトラップ(自動撮影装置)の前を歩くジャガー。同国のマディディ国立公園で合計19頭のジャガーの個体識別に成功したという。調査を行ったのは世界的な自然保護団体の野生生物保護協会(WCS)。公園内の各所にカメラトラップを設置し、ジャガー1頭1頭で異なる斑点模様に基づいて個体識別を試みた。カメラトラップで収集した画像の解析には、トラを縞模様で認識するソフトウェアを流用した。

Photograph courtesy WCS Bolivia
 南米ボリビアの熱帯雨林に設置されたカメラトラップ(自動撮影装置)の前を歩くジャガー。同国のマディディ国立公園で合計19頭のジャガーの個体識別に成功したという。 調査を行ったのは世界的な自然保護団体の野生生物保護協会(WCS)。公園内の各所にカメラトラップを設置し、ジャガー1頭1頭で異なる斑点模様に基づいて個体識別を試みた。カメラトラップで収集した画像の解析には、トラを縞模様で認識するソフトウェアを流用した。

 分析の結果、19頭のジャガーが特定された。これはボリビアで実施された単一のカメラトラップ調査としては史上最多である。

 WCSのラテンアメリカ・カリブ海プログラムを率いるジュリー・クネン氏は、「まだ中間報告の段階だが、ジャガーやほかの象徴的な熱帯雨林種にとってマディディの自然がいかに重要であるかが明らかになった」と話す。

「この地は、おそらく地球で最も生物多様性にあふれている。ジャガーの個体数密度や習性の解明は、効果的な保護管理計画を策定する上で重要なステップとなる」。

Photograph courtesy WCS Bolivia
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