“歌う”ペニス、鳴き声の大きな生物

2011.07.13
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最新の研究によると、最も大きな音を出す生物は体長2ミリの水生昆虫、チビミズムシの一種(学名:Micronecta scholtzi)だという。デシベル数としては最大ではないが、体長比でかなう相手は存在しない。

Photograph courtesy Jerome Sueur, MNHN
 最新の研究によると、最も大きな音を出す生物は体長2ミリの水生昆虫、チビミズムシの一種(学名:Micronecta scholtzi)だという。デシベル数としては最大ではないが、体長比でかなう相手は存在しない。 スコットランドとフランスの技術者、進化生物学者達が、水槽に入れた米粒大の水生昆虫の“歌声”を調べたところ、最大で105デシベルを記録。目の前で削岩機を使用している音量に匹敵する。

 生息する池の近くに立てば聞こえる大きさだが、そのほとんどは水中から空気中へと伝わる際に失われてしまう。

 驚くべきことに、この虫はペニスを腹部にこすりつけて音を発している。羽根を擦り合わせて鳴くコオロギと似たような方法だ。音を出す性器は動物界でも比較的珍しいが、鳴き声を効果的に発する方法は他にも数多く存在する。

 研究の詳細は、「PLoS ONE」誌に6月15日付けで発表された。

Photograph courtesy Jerome Sueur, MNHN
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