火災旋風の恐怖:ハワイ、マウナケア山

2010.09.06
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ちりと煙を巻き上げる火災旋風を警戒する消防士(現地時間8月29日、日曜)。ハワイのマウナケア山南斜面で、干ばつで乾ききった一帯に火が広がり、566ヘクタールの低木林を焼き尽くした。

「fire whirl(炎の渦)」「fire devil(炎の悪魔)」「firenado(炎竜巻)」とも呼ばれるこうした炎の旋風は、「それほど珍しい現象ではないが、記録されるケースは少ない」と、アメリカ、モンタナ州にある米国森林局ミズーラ火災科学研究所の技術者ジェイソン・フォートホーファー(Jason Forthofer)氏は語る。

Photograph courtesy Hawaii Department of Land and Natural Resources
 ちりと煙を巻き上げる火災旋風を警戒する消防士(現地時間8月29日、日曜)。ハワイのマウナケア山南斜面で、干ばつで乾ききった一帯に火が広がり、566ヘクタールの低木林を焼き尽くした。「fire whirl(炎の渦)」「fire devil(炎の悪魔)」「firenado(炎竜巻)」とも呼ばれるこうした炎の旋風は、「それほど珍しい現象ではないが、記録されるケースは少ない」と、アメリカ、モンタナ州にある米国森林局ミズーラ火災科学研究所の技術者ジェイソン・フォートホーファー(Jason Forthofer)氏は語る。

 例えば、ブラジルのサンパウロ州でも火災旋風が最近報告されている。マウナケア山と同様、3カ月間続く干ばつによる複数の山火事が原因だった。

 フォートホーファー氏が火災旋風を研究するのは、消防士を守るためだ。「火災旋風で消防士が負傷した例もあるので、その発生条件を特定できれば注意をうながせる」と説明する。

Photograph courtesy Hawaii Department of Land and Natural Resources
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