フォトギャラリー:みんな大好き!ペンギン写真

ナショジオの写真家たちがとらえた、さまざまなペンギンの姿。

2015.01.26
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壮大な景色を眺める


Photograph by Joel Sartore, National Geographic

 上の写真は、南極、ダンコ島の崖の上に立つジェンツーペンギンの群れ。  ところで1月20日は「ペンギンについて考える日」だ。それにちなんで、ナショナルジ オグラフィックのフォトアーカイブからタキシードコート姿でよちよち歩くペンギンの写真をお届けしたい。

 最初にペンギンのおさらい。ペンギンは世界に17種が生息する。体重1.5 キロのコガタペンギンから40 キロのコウテイペンギンまで、大きさはさまざまだが、全種が南半球に生息している。ペンギンは飛ぶことができず、陸上では動きがぎこちない。ほとんどの時間を海の中で過ごし、体型は泳ぐのに適した流線型をしている。

クローズアップ


Photograph by Tom Murphy, National Geographic

 サウスジョージア島に生息するキングペンギンの色の鮮やかさをよく表すクローズアップ写真。エンペラーペンギンとよく混同されるキングペンギンだが、実際はコウテイペンギンが一番大きなペンギンで、立ち上がると1.1メートルほどになる。

 頭と胸の色鮮やかなオレンジの特徴ある模様は、キングペンギン特有のもの。キングペンギンの生息域はコウテイペンギンよりもさらに南だ。

王達の群れ


Photograph by Michael Melford, National Geographic

 サウスジョージア島、セントアンドリュース湾の海岸のキングペンギンのコロニー。キングペンギンは、コウテイペンギンよりも暖かい気候を好む。4層の羽毛を持ち、体温を維持するために体を寄せ合う。

ペンギンのつがい


Photograph by Frans Lanting, National Geographic

 サウスジョージア島の草むらで 寄り添うマカロニペンギンのつがい。 18世紀の英国人探検家らは、マカロニペンギンの黄色い冠羽は当時人気の食べ物だったマカロニのようだと考えた。

 マカロニペンギンのつがいの数は900万ペアで、ペンギンの中で最も個体数の多い種だ。

ペンギンのように歩く


Photograph by Bill Curtsinger, National Geographic

 南極のヒゲペンギンの群れの側を写真家、ビル・カートシンガーがペンギンのようによちよちと歩く。

 ヒゲペンギンはアデリーペンギンやジェンツーペンギンの仲間で、この3種は尾の特徴から「ブラシのような尾をもつペンギン(brush-tailed penguins)」と呼ばれている。なお、ヒゲペンギンはペンギンの中で唯一顔が白い。

網にかかったペンギン


Photograph by Frans Lanting, National Geographic

 2011年、フォークランド諸島。海岸で漁師の網にかかったジェンツーペンギン。

 ペンギンの個体数が減っている原因は網漁だけではない。ペンギンの主な餌であるオキアミの減少もペンギン生存率低下の原因だ。

空気を得に水面へ


Photograph by Paul Nicklen, National Geographic

 南極ロス海の海氷の下を素早く泳ぐコウテイペンギンの羽毛の間から空気の泡が出ているのが見える。ペンギンは 羽毛から泡を出すことで、高速に泳ぐのだ。

空中へジャンプ


Photograph by Ralph Lee Hopkins, National Geographic

 2010年、南極半島の北端に位置するブラウンブラフ。海に浮かぶ氷山から跳ぶアデリーペンギン。空を飛ぶことはできなので、空に向かってジャンプする。

待ち伏せを避ける


Photograph by Paul Nicklen, National Geographic

 2011年、南極ロス海の氷の上でヒョウアザラシの待ち伏せを避け、氷上に留まるコウテイペンギン。

水中を覗くペンギン


Photograph by Paul Nicklen, National Geographic

 南極ポートロックロイで水中を覗くジェンツーペンギン。この写真はナショナル ジオグラフィック日本版にも2006年11月号に掲載された。

 ジェンツーペンギンはペンギンの中で最も泳ぐのが速く、最速で時速35キロで泳ぐ。これは、ほかのペンギンに比べて3倍速い。

「産毛」から羽毛へ


Photograph by Frans Lanting, National Geographic

 2006年、フォークランド諸島でくつろぐ羽毛の生え変わり期のキングペンギンの3羽の子ども。

 ほかの鳥とは違って、ペンギンの羽毛は 少しずつ生え変わるのではなく、一年に一度、すべての羽毛が同時に生え変わる。

水に飛び込むペンギン


Photograph by David Doubilet, National Geographic

 南極ダンコ島で水中に潜るジェンツーペンギンを見事にとらえた写真。ペンギンは泳ぐのが得意で、一生の75%もの時間を水中で過ごす。

 また、ペンギンはカムフラージュが巧みだ。ペンギンの黒い羽毛は水面付近から暗い水中を見下ろす捕食者には見えにくく、白い腹部は水面の光と混じり合うため、下から見上げる捕食者からも見えにくい。

大繁殖


Photograph by John Eastcott and Yva Momatiuk, National Geographic

 夏の繁殖期に南極パーマー半島のベイリーヘッドをさまようヒゲペンギンの群れ。 ペンギンのほとんどの種は、敵から身を守るために大きなコロニーを作って繁殖する。 コロニーの規模は200羽以上になる。十万単位になることもある。

文=Anna Lukacs/写真ギャラリー=Sherry L. Brukbacher/訳=キーツマン智香

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